冒険者カストロ
冒険者カストロ / 感想・レビュー
コリディ
5点。カストロもゲバラも詳しくは知らないので楽しみだったし、著者が佐々木譲さんで小説のようなのりを期待して楽しみにしていた。が、まじめで硬派すぎるし、カストロの前半生だけで尻切れトンボ感も強く、ちょっと残念でした。「月刊プレイボーイ」、結構硬派だったのね、見るだけで、あまり読んでなかったけど。
2022/06/30
エク
時間かかったが、やっと読了。カストロの半生を綴った伝記。タイトルの通りカストロは冒険者だった。冒険小説の主人公よりも遥かに波乱に富んだ生涯。 何度挫折しても楽観的で折れない心と徹底した自己主張は革命家と言うより、不敵な政治家。なんとなく「天祐なり」の高橋是清を思い出した。100年後のカストロの評価を見てみたい。
2020/03/15
Yoshihiko Nakade
子供の頃、カストロコートというものを知って以来、F.カストロという人物に関心があったが、評伝のようなものを読む機会がなかった。(もっとも、なかったのだが・・・。) この一冊ですべてF.カストロの人生を知ることは出来ないが、一番最初に知りたいキューバ革命の成功に至るまで、またチェ・ゲバラとの出会いから別れまでが描かれている。 特に革命前夜の動きは実に綿密でに描かれていて、興味深かった。 佐々木氏には、ぜひ、後半生を描くことにもチャレンジしてもらいたい。
2014/11/09
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