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夜の寝覚め

夜の寝覚め

夜の寝覚め

作家
小池真理子
出版社
集英社
発売日
2002-10-25
ISBN
9784087746150
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夜の寝覚め / 感想・レビュー

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扉のこちら側

初読。不倫の物語を集めた短編集。雪の残り香の冒頭の描写がきれい。夜の寝覚めは綾子おばさんの心中を思うと悲しい。

2013/04/04

星落秋風五丈原

大人の女の秘められた熱情を、生理的な感覚を生かした文体で描かせれば天下逸品の著者による最新短編集。人生の秋を迎えた女達の輝きを激しくもひそやかにつづる6編。早瀬小夜子56才は、夫の友人角倉を訪ねる。「とうとう来てしまった。この世でもっとも会いたい人と会うために、ついにここまで来てしまった」31才の時1つ年上の会計士早瀬と見合い結婚した小夜子

2002/12/29

朱邑

四十、五十代の女性達が主人公の短篇集。不倫のお話が多いです。たとえおばさんになっても、女性はいつまで経っても女なのですね。たんぽぽという作品の『死して後、自らの亡骸と共に焼き尽くすべき恋もある』という台詞が印象的。表題作が一番生々しさを感じました。「夢だったのよ」長きに渡るしこりを一蹴させた一言。その話ができるようになるまで、ほんとに長かったんだろうな。

2016/04/06

バーベナ

美人姉妹が出てくる表題作が一番好き、切ない。若い頃の性欲も愛も情も、ごっちゃになった我武者羅な恋愛ではなく、性愛という言葉がしっくりくる逢瀬がいくつも連なる。たとえ身体を合わせなくても、やはり性愛。

2022/10/31

てらさか

不倫の話ばかりで、うーん…。プラトニックなのもあったけど、ちょっと…。

2010/10/01

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