闇の左大臣 石上朝臣麻呂
闇の左大臣 石上朝臣麻呂 / 感想・レビュー
春
面白かった。
2014/02/21
沼田のに
奈良時代とか飛鳥時代が舞台で作者は古事記や日本書紀を読みながら書いたのだろうかとビックリさせられる。その時代の読んだ事ないので新鮮だったが名前が読めないし馴染みがないので難儀した。主人公の出世に力点が置かれているので、何を成したという事がないので、途中はいいけれど最後の読後感はよろしくない。5/10
2014/11/06
ホームズ
黒岩重吾の歴史小説はいいですね。
2005/12/30
左丘明
本作の主人公の石上麻呂は8世紀初頭に左大臣まで登りつめた歴史上の人物だが、一般にはほとんど無名と言っていい(孫の石上宅嗣のほうが有名だろう)。天智朝および天武朝の晩年まで最下級の官人にすぎなかった男が、なぜ臣下として最高位にまで出世できたのか。その謎の鍵は藤原不比等にあった。壬申の乱から平城京遷都へ至る権力争いで藤原氏が勢力を広げていく過程はスリリングで面白く、さすがに黒岩重吾だけのことはある。出世欲の塊だった麻呂が権力者の盛衰の中で次第に変化していく姿には、著者の人生観が投影されているように見えた。
2015/12/20
たみば
読破(^^
2013/06/18
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