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瑠璃の海

瑠璃の海

瑠璃の海

作家
小池真理子
出版社
集英社
発売日
2003-10-24
ISBN
9784087746624
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瑠璃の海 / 感想・レビュー

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ミーコ

最初は面白かったのですが、進んで行くうち なんかスッキリしなくて・・・ 萌に全く共感を得なかったのが原因❔ 亡くなったご主人の浮気を執拗に疑ったり 元カレに身を任せたり… 嫌悪感しか無かった。仕事もいい加減にしたり で最後はこれか❗となりました。結局 絶望しか生まれなかったのか? それとも二人は幸せのまま終わったのだから 良かったのか… にしても残された人の事を、考えてないしー。長かったから余計に残念でした。

2016/02/21

星落秋風五丈原

バス事故で夫を失った30代半ばの園田萌のもとに、ある日「被害者遺族の会」の案内状が届く。その会場で萌は、娘を失った作家・石渡遊作と知り合う。萌の亡くなった夫の姉が上京してきて、何気なく大島奈々子の事を言い出して、それで夫が不倫したかもしれないと疑い始めた時に初めて、どうしようもない孤独感から性欲を覚える。

2004/01/05

なつ

バス事故で夫を失った女。同じバス事故で娘を失った男。そんな二人が出会い絶望の中で恋をする恋愛小説。確かに恋なのだろうとは思う。そしてまた愛なのだろうとも思う。だとするなら、選ぶ結末はああしかなかったのか。それでも、二人が選んだ結末は責められるものでもないし、二人だけのものだと思う。どこか切なく哀しい。

2016/04/07

K

最愛の人を事故で亡くしたふたりが出会い、惹かれていく様子が自然でした。ふたりは悲しみの底にいながら恋に落ち、それは逃げではなく本物の恋なのに、ああいう結末を選び取ってしまったのは、やはり根底に悲しみを抱えていたからなのでしょうか。人間は図太い生き物です。主人公のふたりにも、図太くいてもらいたかったな。

2014/07/05

ギズモ。

お互い不慮の事故で好きな人の死を体験して残された人の気持も分かったはずなのに、あのラストは嫌だな。確かに幸せなの絶頂の中で死にたい気持は分からないでもない。でも結局、愛は自己満足でしかないということなのか?

2010/05/21

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