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真夜中のマーチ

真夜中のマーチ

真夜中のマーチ

作家
奥田英朗
出版社
集英社
発売日
2003-10-03
ISBN
9784087746662
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真夜中のマーチ / 感想・レビュー

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ユザキ部長

再読?大分前に読んだので忘れてます。ヤグザの博打場の近くマンションで集まる金を強奪する作戦。垣根良介さんの本でもあった様な~。それはさておきワールド全開の奥田節本です。面白い。キャラ立ちもテンポも良くあっという間に了読でした。金はあるとこにあるなぁ。

2016/11/10

まさと

面白かった。終盤は二転三転のドタバタから、一周しての振り出しに戻る(笑)。ユーモアたっぷりでほんとに楽しめました。読み終えて、ちょっとしたストレス解消になった。

2014/08/11

とも

★★★コンゲーム的クライムノベル。この手の作品の常道で全体的にポップで、少々の犯罪など行か程でもないと思わされてしまう軽さ。とはいえ、全体的に浅すぎるようで、思いのほか 迫力のないスピード感、いまいちキャラクターがありきたりで中途半端な登場人物、コミカルチックにしたかったのだろうがそれも弱いし、完全犯罪といいながら 手抜きの計画は作家の怠慢か能力か。病人や病院を徹底的にパロディー化した「イン・ザ・プール」や、圧倒的なキャラクターを描ききった「サウスバウンド」と同じ作者か?と思うほど、相当に残念な作品。

2017/02/05

sora

始めの印象と読後がこんなにも違うとはねぇ、途中からどたばた劇を見ているようで楽しかったです。 それにしても、「ミタゾウ」の成長ぶり?には目を見張るものがありました。だって、どう見たって10億を強奪する一味になるとは思いもしなかったからです。

2014/02/23

再び読書

クロチエが逞しい。痛快な物語。現実的では全く無い。ヤクザと中国マフィア絡みに最終的に勝利するなんざ、小説の中でもかなり難関だ。ミタゾウもエリート商社の社員とは思えない大胆であるが、間の抜けているところが愛らしい。そしてキリバスを目指すなんざ、ミーハーなエリートでは思いつかない発想ですね。色々なにかと無理がある内容でしたが、ただ奥田氏の読ませる力を凄く感じた本でした。

2020/08/29

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