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水滸伝 16 馳驟の章

水滸伝 16 馳驟の章

水滸伝 16 馳驟の章

作家
北方謙三
出版社
集英社
発売日
2005-01-26
ISBN
9784087747379
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水滸伝 16 馳驟の章 / 感想・レビュー

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榊原 香織

全19巻の16 ついに体術の達人二人が死闘を繰り広げる。内家拳や合気ぽい技(つまり私がやってるやつ)  梁山泊側の浪子燕青と青蓮寺側の洪清

2021/12/13

Y2K☮

男と女の悲劇二つ。よく結婚をゴールインと呼ぶ。私は未婚だがむしろ始まりでは? 高嶺の花を妻にした王英。いつ別れるかという賭けを早速始める男たちに爆笑。男とは口には出さずとも、腹の底じゃ「オレが一番カッコいい」と考えがち。その驕りが招く惨事は自業自得。そして悪女に溺れる孫立。彼も結婚をゴールと捉えた一人。愛する女の願いと替天行道の志が対立した際、どちらを選ぶか。どちらでもいい。でもしっかり決断しないと綻びに付け入る奴が必ず現れる。仲間にも被害が及ぶ。ともあれ最終決戦はすぐ間近。滅びの音色はまだ聞きたくない。

2017/01/18

扉のこちら側

初読。傷ついた女性陣のその後が気になる話だった。

2013/09/14

藤枝梅安

④その頃、致死軍は青蓮寺を襲撃し、袁明殺害を企てていた。洪清には燕青が立ち向かう。互いに「影」として生きてきた二人の体術がぶつかり合う。静かな、冷たい戦いである。裴宣を失った孫二娘は、段景を信用した自分を責める。梁山泊から抜けようとする孫二娘を顧大嫂が引き止める。梁山泊が大きくなるに従い、消えていくものたちもいる。そして、どんな組織でもそうであるように、梁山泊も内部では少しずつ食い違いが出てきている。

2011/04/09

藤枝梅安

③弟・楽和が戦死してから、姉の楽大娘子は目標を失っていた。北京大名府で義弟の孫新とともに情報を集めているつもりだが、聞煥章と呂牛の術中にはまり、夫・孫立をそそのかし、梁山泊を裏切るように仕向ける。孫立はこれを拒む。扈三娘は妊娠し、梁山泊に戻った。王英の愛人・白寿とともに、である。扈三娘の代わりに徐寧が遊撃隊の指揮をとることになった。史進とともに調練に出ていた。そこに童貫が五千を率いて北京大名府に移動との知らせが斥候から入る。史進と徐寧はこれを挟撃するが童貫の老獪な用兵に撃退される。

2011/04/09

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