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AMEBIC

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作家
金原ひとみ
出版社
集英社
発売日
2005-07-06
ISBN
9784087747690
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AMEBIC / 感想・レビュー

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優希

食べ物を否定し、日々過ごすことは選択肢であっても幸せとは言えないのかもしれません。深い心の傷がそうさせているのだとしたら。ほんの少ししか物を口にせずに生きること。果たしてそれは生命を営んでいるのでしょうか。「私」のあり方は自分自身を痛めつけることで成り立っているように思えました。最後何かが変わったような空気感を醸し出しているのが印象的です。

2018/04/15

てんちゃん

自分の中の破壊衝動が高まったとき、金原ひとみが読みたくなる。自分を壊したい壊れたい。そんなときに読む金原ひとみは、自分の小さな衝動など吹っ飛ばして、豪快に瓦解して見せてくれる。壮快。

2017/10/03

ららぴぴ

昼間に読んだけど、夜に読んだ方が世界に入り込めたのかも。自分も錯文に似たようなものを書いた事があったのを思い出す。彼の婚約者とのやりとりはちょっと笑えた。

2013/08/27

つくし

支離滅裂で、破滅的。しかしどこまでも女性的な芯があって、それが壊れない事が痛々しい。崩れ去る中に不気味な安息を感じてしまうけれど、この本の解釈と言われるとよくわからないです。彼女の生活や思考の濁流に飲み込まれるように読破。

2020/05/22

あかり

難しいね。全然内容を理解できてないんだけど、すごく泣きそうになる。主人公の考え方かな。始終モニタリングされた映像を思い浮かべた。

2016/01/07

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