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the TEAM ザ・チーム

the TEAM ザ・チーム

the TEAM ザ・チーム

作家
井上夢人
出版社
集英社
発売日
2006-01-26
ISBN
9784087747959
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the TEAM ザ・チーム / 感想・レビュー

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takaC

最近読んだ『the SIX ザ・シックス』と全く無関係なのかどうか確認したくて通して読んでみたけどTEAMはこの一冊で綺麗に閉じててSIXとは全く無関係だった。そういえは夢人さんがどこかで「続編やシリーズ物は書かないよ。書きたい人が勝手に書いてくれれば良いよ」と語っていたのを読んだような記憶も薄っすらあるな。どこだっけか?

2015/07/14

財布にジャック

井上さんは短編も巧い!んですが、やっぱり読み応えのある分厚い長編には及びませんでした。1話ずつのオチはちょっといや~な気分にさせられるものが多めでしたが、最後の最後にこう来たかというラストで読後感はすっきりでした。霊能力者という設定はワクワクしましたが、短編なせいか小さく纏まってしまったようです。次回はスケールの大きな作品を是非是非期待してます。

2011/05/26

Zann

★★★★★インチキ霊媒師能城あや子と仲間たちが繰り広げる緻密で濃密な連作短編ミステリー。全盲難聴の霊媒師が、本人は一ミリも霊なんて信じてないスタンスがまずかっこいいし、出演したテレビの放送は興味なさげに缶ビール片手に聴く所もかっこいい。それに加え、仲間たちの調査能力が素敵すぎてワクワクしすぎる。そして締めがまたいいよねえ。重すぎず軽すぎずな読み心地で気分を選ばず、面白くて好みド真ん中だった。また会いたいなぁ。(128)

2019/09/18

ゆきちん

初読みさん。偽霊媒師「能城あや子」を造り上げてる4人組チームのお話8つ。霊媒師役は盲目で耳もほとんど聞こえない。「視えてる」ふりをするために犯罪行為を犯してるんだけど、結局いいようになる、みたいな展開。飽きてきたかな、と思ったらインチキを暴こうとされたり、チームの過去の話になってキレイなラストでした。サラッと軽く読みたいときにいい感じ。

2017/02/26

ピップ

霊能力者、能城あや子とそれを支える調査チームの話。霊能力と思わせるために、完璧な調査を行うというクライムノベルです。とにかく痛快な連作短編でした。みんな優秀で、小説的には多少ピンチで苦しまないとおもしろくない気もするんだけど、難なく切り抜けるのがかっこいい!そして、最後の稲野辺の奥さんの言葉がすごく良かった。信じる者は救われる。信じてる限りすくわれるってのはある意味本当ですよね。

2020/02/14

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