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楽語・すばる寄席

楽語・すばる寄席

楽語・すばる寄席

作家
夢枕獏
出版社
集英社
発売日
2006-01-26
ISBN
9784087747966
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楽語・すばる寄席 / 感想・レビュー

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ネギっ子gen

『小説すばる』を舞台に、夢枕獏とSWA5人衆によるバトルロイヤル本。SWA(すわ)は、CDで堪能させて頂いているが、この本を読み、今さらながら、5人衆の生の口演を聴きたかったという思いが募った。獏さんは『キマイラ・吼』シリーズ以来のファンだが、釣り・プロレス・SF・陰陽師など、獏さんの魅力が網羅されたお得本。5人衆への提供噺。昇太師匠には『ウルトラマンはどこですか』。こういうの好きだなぁ。こんなシチュエーション。ただ、この噺、昇太師匠より喬太郎師匠では? 何せ、ウルトラマンだし。懐かしめのアニソン歌うし。

2019/08/23

onasu

言葉を使った生業同士か、落語の好きな作家さんがおられる。そのおかげで、地域寄席には足を運ぶようになった。  文章を読んで引き込まれるというのと、高座の噺に引き込まれるというの。これはその中間、夢枕獏さんが創作楽語(講談師さんもおられる)を綴られ、5人衆が「小説すばる」誌上で楽語を披露される。読んでいるのだけど、噺を聞いているよう。特に講談師さんには、「●」は張り扇の入れ処なんて言われて、読みながらトトンて入れてる。  10年前のものなんで旬ではないし、名著の類いでもない。けど、こういうのも悪くはない。

2015/04/24

myunclek

趣味が仕事になってしまう獏さんの世界が凄い。小説家と落語家、同じく言葉を操る職業。双方向からの新しい楽語の試みが素直に面白い。落語に興味があって手にした訳じゃないけど、やっぱこの世界も深そう。

2014/04/18

fukura

生で聴きたい!

2010/05/26

ざび

余りのパカパカしさに笑いました。昇太師匠に書いた噺が一番か。鬼背参りはCDになり、任侠流山動物園は寄席で二度程聴いています。演者の顔を思い浮かべてよみました。

2011/05/02

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