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夜のジンファンデル

夜のジンファンデル

夜のジンファンデル

作家
篠田節子
出版社
集英社
発売日
2006-08-25
ISBN
9784087748086
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夜のジンファンデル / 感想・レビュー

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モルク

表題作を含む6編の短編集。1話目、2話目…あれっなんか前に…表題作「夜のジンファンデル」にいたっては、しっかりレビューを書いた覚えもある。「中年の大人の恋」とかなんとかって。確かに読メに。でも、何も記録が残っていなかった。どうした…?まあ、再読してみると、表題作よりも「永久保存」「コミュニティ」の方がゾワゾワときて相性がよい。その時々によって感じかたって違うものだね!

2018/04/18

Take@磨穿鉄靴

やはり篠田節子氏の作品は面白い。内容的に面白いというのが適切か分からないけど私は惹かれる。誰かに薦めたりする類いの本ではない。短編全6話。どれも話に引きずり込ませるだけの不思議な力がある。勉強から全く離れた娯楽の読書はやはり贅沢。でもそれもある意味「学び」の一つの形なのかもしれない。次に読む氏の本への期待値のハードルがまた上がってしまった。★★★★☆

2022/02/11

クリママ

表題作含む短編6編。じわじわと悪い予感に包まれていくもの、最後にドンと落とされるもの。設定はありがちなものでもそれはないでしょういう展開を楽しむ。転居した公団住宅内での出来事をつづる「コミュニティ」には絶句。

2018/02/19

なっく

あれ、篠田節子さんてこんなに面白かったっけ?と思うくらいツボにハマってしまった。と言っても若い方々にはおススメしません。体力も出世も恋愛も、昔ほどではないにしても、まだ少しは!との希望を打ち砕いてくれる毒薬と毒針の数々に、いやもう参りました、勘弁してください、という感じ。特に表題作は、女性目線で読むのだろうが、私からすると出世と恋愛の両方を失った男性の無念を思うと悔しくてたまらない。

2018/02/27

tama

図書館本 ダニにたかられ助けを求め続け飢えて死ぬってのは相当きついぞ。ラストの作品 コミュニティの形とかはともかく、男のダメさ、しょうもなさはイヤって言うほど伝わったよ。この人、男のそう言うところを書かせると反論不能なほどやっつけるなぁ。

2013/08/30

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