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桜ハウス

桜ハウス

桜ハウス

作家
藤堂志津子
出版社
集英社
発売日
2006-09-26
ISBN
9784087748253
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桜ハウス / 感想・レビュー

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taiko

叔母の残した家を改装し、間貸しした蝶子さん。 そこで一緒に暮らした遠望子、綾音、真咲。 シェアハウスの日々のあれこれ。… 各世代の女性が同居するという話。 大好きなドラマ「すいか」を思い出しました。 どこにでもいそうで、でも個性的な登場人物達が興味深い。 家主の蝶子さんのように達観した感じで過ごせたら幸せだろうなと思いました。 妙齢の女性につきものの介護の話が切実。 ゆるく流れるようなストーリー展開が好みでした。

2018/06/08

Satomi

10年前シェアハウス「桜ハウス」で一つ屋根の下暮らしていた4人の女性達。蝶子46歳、遠望子41歳、綾音36歳、真咲31歳。久しぶりに再会した女性達の過去と今。仲の良い姉妹、家族のような、良きライバルのような…程よい距離感がイイ感じ♪恋愛、結婚、離婚、出産、子育て、介護…悲喜こもごも…共感したり、さっぱり理解出来なかったり、人生色々あるよね~。続編は「夫の火遊び」なんとも気になるタイトル!!

2015/02/08

千穂

叔母さんから譲り受けた家を間貸して年齢の異なる女性3人とシェアハウスを始めた蝶子さん。特記すべき出来事もないんだけど何となくほんわかと〜最終章の初老の久樹さんが気になるけど、何となく同居し始め何となく居なくなる。これもありかと〜歳をとって老婆になったら老婆友とシェアハウスに住んでみたい。男っ気なしで。

2018/02/10

あつひめ

女30~40歳にかけては人生の分かれ道がソコココにあって時には落とし穴があったり。ルームシェアって、家族のようで親友のようで・・・でもやっぱり自分の腹の底は知られたくない存在だったり・・・なかなか難しいなぁと思った。異性に興味がありながらなかなか先に繋がらない女たち・・・どうしてだろう???っていう疑問がないのは女も強くなり自立できる時代だからかな???男に媚びるよりまず「ワタシ」ってところが似たもの同士のルームシェア。続編の「夫の火遊び」が楽しみ~。少しは変化があることを祈ります。

2010/06/21

もぺっと

非常に久々の藤堂さんの本。昔のイメージよりも軽いタッチで、どことなくユーモラスな雰囲気が漂う。シェアハウスで暮らした女4人の物語。今は4人揃って暮らしてはいないが、付き合いは続いている。恋愛、結婚、離婚、親の介護などそれぞれが様々な問題に突き当たる彼女たちだが、チラッと本音が出ていて、それが的確でおもしろい。最後に登場する久樹さんなる人物、なんだか余韻が残った。

2018/05/06

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