家日和
家日和 / 感想・レビュー
Die-Go
図書館本。家を起点とした短編集。さして深いわけでもなく、すらすらと読めてしまう。★★★☆☆
2015/10/21
まちゃ
奥田さん初読み。ほのぼのとした良い気分にさせてもらいました。ヤミー!/家庭の夫婦関係を題材にした短編集。「ここが青山」「家においでよ」「夫とカーテン」「妻と玄米御飯」良かったです。/“人間(じんかん)到る処青山(せいざん)在り” 間違えないようにしないと。
2015/06/06
文庫フリーク@灯れ松明の火
良いお日和ですね・小春日和・絶好の行楽日和・・・私の言葉のイメージは乏しいけれど『家日和』は絶妙なタイトル。平凡な家庭を描いて非凡な面白さ、さすが奥田さん。ネットオークションや主夫業、趣味最優先・自分だけの部屋作りなど、奥田さんご自身の経験がかなり活かされているのでは?「ここが青山」まさか《人間到る処青山在り》からのタイトルとは。家事のあれこれがリアルで主人公は楽しげですが、毎日のこととなると・・・家人はもちろん主婦の皆様に頭が下がります。「家においでよ」自分より、家族を優先しているご同輩には→続く
2012/05/11
七色一味
読破。夜寝る前に1話とか、そんな感じでのんびり読める、ほんわかとした「家日和」な短篇集たちです。どの物語も、その物語の中心に「家」があって、何かがあってもそこに戻ってくる、そんな暖かさが心地よいです。中でも務めていた会社が突然倒産する「ここが青山」と妻が出て行ってしまった部屋を、自分好みのインテリアにまとめていく「家においでよ」は特にお気に入りです。
2012/02/07
kishikan
家庭の笑い、ペーソス全て一杯の奥田流傑作短編集、最後の一編は奥田の実話?
2008/02/14
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