疑史世界伝
疑史世界伝 / 感想・レビュー
とも
★★★★☆古代ギリシアのソクラテスから、近代インドのガンディーまで、19の短編で構成されている。一遍一遍が理解しやすく簡潔に、とはいえ的を得ながらに虚をつく解釈をしてみたりと、飽きのこないないようになっている。日本史に比べての世界史のとっつきにくさは、陸続きであるということ。それゆえに、複雑に絡まりありそれが時系列になった時に混乱を来す。この本の凄さは、全体を通して世界が歴史を通して繋がっていると感じられる。そういった意味であ相当に凄いのである。
2016/06/04
Syo
なかなか勉強になった。 もっとふざけてるのかと 思ってた。
2021/07/27
流言
偽史日本伝と近い作品かと思って手に取った。実際には大きく趣を異にする内容であったが、最近ゲームなどでアジアの偉人に興味を持っていたこともあり楽しんで読めた。世界史には疎いのでどこまでが本気でどこからがホラなのかはよくわからないところが面白くも恐ろしくもある。『イスカンダルの伝説』アレクサンドロス大王がダレイオス三世の弟説、本当に存在するのか!?『ゆめまぼろしの中南米』での日本人のメソアメリカや中央アンデスに対する曖昧なイメージに関しては確かに、と納得するところ。マチュピチュって意外と最近の遺跡なんだよね。
2017/04/11
Tadashi_N
どこまでが真実かわからないが、世界史に興味を持つきっかけになりそう。
2021/09/10
詠(よみ)
19の短編からなる「世界史びっくり物語」。これはない!とツッコミながら 根拠は習った教科書…となれば、ない と言いきれるわけではないかもと だんだん(よくない言い方だが)毒されていく。世界史は習ったけど、興味ない!という人に 読んでみてほしい作品。
2016/12/06
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