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愛に似たもの

愛に似たもの

愛に似たもの

作家
唯川恵
出版社
集英社
発売日
2007-09-26
ISBN
9784087748796
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愛に似たもの / 感想・レビュー

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あやさくら

図書館本。8話からなる短編集。またもや唯川節炸裂。自分が愛していた人や自分が信頼していた友達に裏切られたり、逆に裏切ろうとしたら最後は…と、最後には背筋がゾッとする話。一つ一つの話は読みやすくきちんとオチがあり全て面白かった。唯川作品独特の雰囲気が味わえる一冊。

2019/11/12

ちゃさち

8つの女の短篇集。女って怖い。自分の夫と昔の彼氏を天秤にかけた女。夫はエリートかと思って結婚したらそうじゃなくて、元彼とヨリを戻そうとしたら元彼はネズミ講。病の妻を持つ男と不倫し、妻の死後結婚し生まれた娘は病の妻の生まれ変わり、これは怖かった。付き合ってきた男たちから学んだことをいかしたら、結婚を望んだ相手に逃げられた。勉強になりました。

2017/04/12

あつひめ

ほとんどの女性の遺伝子の中に隠れている「幸せにしてもらおう症候群」を集めた感じ???甘い蜜に群がる虫のように「幸せ」って言葉にフラフラしてしまう。でも・・・幸せって誰かにしてもらうもの???一緒につくりあげるもの???誰かを心地よくしてあげるもの???いろんな疑問をグルグルめぐらせながら読んだ。まぁ・・・誰しも悲劇のヒロインのように痛々しく過ごしたい時もあるだろうが・・・。ヒロインになりたがるうちは幸せの神様は微笑まないね。約束は本当にゾーッとした。

2010/09/05

まさみ

短編集。一冊まるっと『女』の話。それらは「愛」ではない。似たもの。幸せになりたいだけなのに。欲深い「女」の話は面白い。

2017/12/20

Yuri

女って恐い。でも「恐い」って思いも本当だけど、似ているかもと思うことや、共感してしまう思いもあって複雑。ちょっとドロドロした濃い「愛」の話に浸る時間もときには必要。

2021/04/28

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