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他人事 / 感想・レビュー
starbro
平山 夢明は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。未読の旧作をあいみょんが先週(7/4)の王様のブランチでオススメしていたので、読みました。期待して読み始めましたが、平山 夢明の作品としては普通の出来ではないでしょうか? オススメは、『おふくろと歯車』&『定年忌』&『クレイジーハニー』の3篇です。 http://renzaburo.jp/shinkan_list/temaemiso/071026_book03.html
2020/07/09
いつでも母さん
ただただ不快な短編14作。これは好みがハッキリわかれるでしょう。この手の作風が苦手な方は手を出さないこと!決してお薦めは致しません。でも、装画は目を惹きますね(汗)どれほど途中でリタイヤしようと思ったことか・・そうなんですよ、恐怖なんです。怖い、恐い・・で、まさしく他人事なのです。『他人の不幸は蜜の味』とも言いますが・・再読はないなぁ。
2016/09/13
ミーコ
平山さん 2冊め。表紙からして怖そう。「他人事」そう どの話も他人事です。が もう読後感の悪い事。訳の分からない話も多々・・・。「他人事」と「定年忌」がストーリー的には好き…。 ホラーではない怖さを味わえました。以前に新聞の書評で「デブを捨てに」読みたい本に登録してました。追ってみたい作家さんです。
2018/01/05
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どす黒いような赤。表紙は黒がほとんどなのに、この本を思い出すとどす黒い赤で埋め尽くされる。平山さんらしいグロさと、そして理不尽さでいっぱいの短篇集でした。その中でも特に好みだった話の感想で。「クレイジーハニー」SF+グロさ+ホラーかな。映像化したら最高にしびれるだろうなぁ。あたり一面血の海、場違いな明るい歌。それだけでぞくぞくする。「人間失格」世の中様々なひどい仕打ちがあるけれど、これほど人を絶望に陥れる行為は数少ないでしょう。まさに人間失格。いや、意外とこんなことを平気で出来る人間はいるのかもしれないな
2014/07/30
Gemi
大きな声で言うのは憚られるがなんとも言えない好みの作品だった。またこの装丁が気持ち悪さ、不気味さの相乗効果。まぁグロくて不快な短編14編が盛りだくさん。現実離れしてる話ばかりだが何故か「あるかも」と思ってしまうところが気持ち悪い。最初からぞくぞくしながら、贅沢にも大好物ばかりを堪能していた。文句なしの作品だった。これ以上褒め言葉が出ないぐらいの最高傑作だった。もちろん好みがあるのでホラグロ耐性がない人には最低の作品になり得るだろう。ただただ無機質な暴力シーンにもうっとりする。なんでこんなに好きなのかなぁ。
2019/02/20
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