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夫の火遊び

夫の火遊び

夫の火遊び

作家
藤堂志津子
出版社
集英社
発売日
2007-11-26
ISBN
9784087748932
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夫の火遊び / 感想・レビュー

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taiko

「桜ハウス」の続編。 桜ハウスに住む妙齢の4人(1人は元住人)のそれぞれの恋愛や結婚などの話。 淡々と進むものの、なかなか一筋縄では行かないお話ばかり。 真咲と離婚した夫の性癖。 遠望子の不倫相手の一人娘の父親。 綾音の結婚相手の兄弟家族達の不思議な関係性。 蝶子の恋人?とその愛人?達。 どれも最後には、桜ハウスで語られる笑い話になっているんだろうなという雰囲気に、部外者ながら私も面白おかしく参加している気分でした。

2018/07/06

Kei

正確には、再読。読メ登録前に読んでるので。すっかり忘れていたけれど、あるドギツイエピソードから思いだしました。(笑)全体的に、さらっとしていて、どきついのですが。その割りに、各話の女性達が淡々と潔いので、読んでいて、そう不快ではありません。そう、変な奴らとは関わるなっ、と。

2017/12/27

あつひめ

まぁ・・・結婚ばかりが幸せの選択肢ではないということかも。結婚する事によって得るものと失うもの・・・。桜ハウスで揺れ動く「今」を過ごした彼女達が、未来を見据えながら揺れ動いている。彼女達がほしいのは黙って優しくまるごとの自分を受け入れてくれる人なんだろうなぁ~。なかなかいないかもしれないけど・・・。ちょっとモヤモヤ~。

2010/06/22

horihori【レビューがたまって追っつかない】

『桜ハウス』の続編。 『桜ハウス』では、突っ込まれなかった真相や続きが描かれた4編。 真咲の7年間の結婚生活と離婚の真相「夫の火遊び」 遠望子の前に突然姿を見せた地味女の正体「あのひとの娘」 綾音の嫁ぎ先の大家族兄弟との関係「すてきなお嫁さん」 蝶子のデパ地下の出会いと彼の背景「私たちの彼」 結婚→出産だけではない女性の人生を描く。 「桜ハウス」のときは、なかなか興味深い年のとり方だなぁと思っていたけれど、実は見えないところでみんなイタイ。 建前(前作)と本音(今作)の格差が面白いと思った。

2008/11/11

choco

前作があるとは知らず読んだが、なかなかオチがあって楽しめた。男女関係って年代関係なく複雑。でもやっぱり最後は同性達と笑い話になっていけば傷も癒えるのかも⁈

2014/08/24

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