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むかでろりん

むかでろりん

むかでろりん

作家
遠藤徹
出版社
集英社
発売日
2007-11-26
ISBN
9784087748987
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むかでろりん / 感想・レビュー

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*maru*

【あもーず せれくと No.③自由課題】著者初読み。短編集(全9話)タイトルや表紙のイラストからある程度想像できるだろ。そう。装丁通り、卑猥でグロいやつ。遠藤徹、かなり危険なお人。長編だと思いきや、まさかの短編集。この予期せぬ事態に、喜色満面?艱難辛苦?断固拒否?それは読み手の耐性次第。結節人間だの、牛人間だの、再生人間だの…結合人間や殺人出産やΩの聖餐にも負けないくらいぶっ飛んだ内容だこれは。『鬼を撃つ』『肝だめ死』『トワイライト・ゾーンビ』が特に良かった。良かった、面白かったは、念のため小声で…ね。

2018/05/07

あも

面白い。エログロナンセンスな素晴らしい短編集。結節器と結節孔で人が連結してムカデやガマ型の異形となり、町同士が争っている世界観の表題作始め、不気味なはずなのにどこかカラリと渇いた世界観が秀逸。「肝だめ死」や、ラストの「トワイライト・ゾーンビ」に至っては胸が締め付けられる切ない読後感。最高。寺田克也の表紙絵も最高。

2016/03/08

miho

たまに無性に激カラなものが食べたくなる感覚で、えげつないものが読みたくなる・笑 最初の「むかでろりん」はやっぱりムカデ人間を思い出してしまった。「トワイライト・ゾンビ」はキュンとなる。 満足しました。

2016/11/14

リコ@りぃ

出てくる人体はだいたい損壊するでお馴染み遠藤徹氏の短編集。「姉飼」「弁頭屋」のみ既読ですが、こうしてみると「姉飼」がむしろ異質な作品だったんだなと。本作もですが、脱力系グロっていうのが遠藤氏の鉄板なのかな。屈託のない悪趣味というか。中でも「もうどうにもとまらない」は最高だった。意識はあるままどんどん怪物化していき手当たり次第の殺戮を繰り広げるJKを、ストーカーの視点から描いた怪作なんですけどずるいわーこんなん笑うわー。あー楽しい。楽しいけど「姉飼」大好きなので、ああいうドロッと重いのもまた読みたいなぁ。

2019/12/19

くまちゃん

私的には他の作品の方が面白かったです

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