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ラッフルズホテル

ラッフルズホテル

ラッフルズホテル

作家
村上龍
出版社
集英社
発売日
1989-09-01
ISBN
9784087751338
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ラッフルズホテル / 感想・レビュー

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Junya Akiba

突然ニューヨークまでやってきたとびきりの美人女優萌子、狩谷との過去がどんなものか、どこまで本当かはさておき、結局シンガポールまで追いかける。思い込みが激しいこの女性の台詞を男性と女性の両方の立場から追うのが興味深い。狂気?と紙一重のエキセントリックな彼女だが、バブル景気に浮かれていた何でもアリという頃は、こういうものなのだっけ?ところで、男共が彼女とうって変わってまともなのが不思議な感じ。

2017/04/16

ohashi

面白いなあ。 女優は何を象徴しているのだろう。 私は、村上龍の作品のテーマは、サバイバルだと思っていて、主人公本間萌子のように緊張と訓練とを自分に課さないと、生き残れないのだろうか?

2014/10/03

地球を2周も3周もしたあとにやっと書けるというような文章を書くのでこれはもうすごいとしか言いようがない

2024/06/11

あきさお

戦場での体験と実業家になった今との隙間に疑問を持つカメラマン。好きになったものに一途に行動する女優。主役の女優の奔放な愛情表現に現実感がなく、不思議な感覚になりました。ラッフルズホテルやジャングル、蘭など小説なのに映像が浮かび、視覚を刺激されました。

2023/12/24

みずめぐり

不安定で緊迫した空気がある世界観で描かれているラッフルズホテル。映画も観て、現地に行った時はあまりに空気感が違ったので小説ってある意味すごいなと思った作品。私の想像力が過激だったかもしれないけど。

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