プラチナ・ビーズ
プラチナ・ビーズ / 感想・レビュー
扉のこちら側
再読。2014年1074冊め。スリー・アゲーツと動物園~を再読したので、シリーズ1巻も再読。早くパーフェクトクォーツとソウルキャッツアイを読みたい。
2014/11/18
み
ずっと気になってたシリーズの一作目、開いて!(◎_◎;)二段組…、来月の連休かお盆休みに読めば良かったかもと思ったことを忘れてました。面白い♪葉山さんが弱すぎて心配です、シリーズ読み進めます。
2021/06/27
藤月はな(灯れ松明の火)
再読です。後の革命シリーズの布石ともなった作品。「プラチナ・ビーズ」の意味に気づいた時に味わった言い表せない感情は今も残っています。再読で食事の場面が多く、含まれていることにハッと身を詰まされました。そこには疑問も持たずに飽食を貪る人々が滲み描かれており、だからこそ彼らの悲痛な叫びや「紫嵐」でのあの子の呪詛が身に染みてきます。また、自分の心と日本人離れした容姿を見る人々の視点の違いによって居場所を探し求める葉山の苦悩も訥々と伝わります。
2011/06/19
扉のこちら側
2003~2004年頃に初読、再読。冷戦構造崩壊後の北朝鮮とアメリカの諜報戦争に巻き込まれていく人々。スリー・アゲーツ、パーフェクト・クォーツ、ソウル・キャッツアイと続く鉱物シリーズの1巻。アジア情勢に全く関心がない女子高生だった私の読書幅を広げた一冊。現実でも金達玄が失権せずにいたら、金正日の独裁体制を内政から崩す強力な駒になったのだろうか。この本でHUMINT(人的情報収集)は全てがスパイ活動と言うわけではないのだとわかった。
2004/11/18
志生野
五條作品初読み。凄く良かった。片っ端から五條作品を読み漁りそうな勢い。組織の中で翻弄される青臭い「葉山」に、完璧なWASPの上司、性格破綻者の同僚、慈愛の里親、片親繋がりの弟といった魅力溢れるキャラクターたち。そしてなんと言っても北朝鮮側の描写が決してフィクションとして片付けられないところに物語の真髄がある。プラチナ・ビーズって美しい単語だよな。
2009/12/14
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