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スリー・アゲーツ―三つの瑪瑙

スリー・アゲーツ―三つの瑪瑙

スリー・アゲーツ―三つの瑪瑙

作家
五條瑛
出版社
集英社
発売日
1999-12-01
ISBN
9784087752571
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スリー・アゲーツ―三つの瑪瑙 / 感想・レビュー

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北朝鮮工作員のチョン。ソウルでの銃撃戦の後姿を消したチョンは、大量のスーパーKとともに日本に現れる。平壌に残した愛する妻と娘はチョンを信じ脱北しようとする。一方、チョンには日本にも妻と息子がいた。スパイ小説ですが、家族の話しがメインです。父親の家族への愛と責任をどう果たすのか。徐々にチョンの行動に魅せられて、引き込まれ。日本のジャーナリストで米軍の情報部に雇われている葉山が、父親とは?と問いを胸に個人的情熱からチョンを追います。控えめな葉山の想いがとっても活きていました。

2007/01/17

ゆゆゆ

プラチナ・ビーズが面白かったので手に取りました。ふたつの家族の間で揺れながらどちらも愛し続けたチョンが切ない。終盤の分刻みの描写に手に汗握りました。前作でほほえましいなと思った葉山と坂下のデコボココンビの活躍が若干物足りなかったのが残念です。シリーズの他の作品も読み進めていきたいです。

2014/06/28

りちゃ

(鉱物シリーズ)2作目。北の工作員チョンを追う葉山。HUMINTとして、適性あるところをみせていた葉山。二つの家族をもつチョン…どちらの家族も愛し、家長としても信頼されている。が、ちょっと美しすぎるような…?勇気と春花が父親を誇りに思えれば良いが…。

2016/12/07

森博嗣作品が好き

葉山君が活躍?する物語の第2弾!!今回は踏んだり蹴ったりな目には合わずに済みましたね^^; 人間として少し成長した葉山さんが微笑ましい^^  現実に起こった出来事も織り込みながら、悲惨な話だけで終わらせない五條作品。 人気が続いた訳が多少、判ってきた気がします。 シリーズが多数出版されているので続けて第3弾を読めるのも嬉しい。

2012/05/18

motoko

偽札と北朝鮮スパイ。難しい内容でも分かりやすく書かれていて、読みやすかったです。最後に3つの瑪瑙の意味が明らかになるシーンで思わず泣きそうになりました。

2011/02/14

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