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スクリーミング・ブルー

スクリーミング・ブルー

スクリーミング・ブルー

作家
藤木稟
出版社
集英社
発売日
2000-08-01
ISBN
9784087752748
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スクリーミング・ブルー / 感想・レビュー

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tom

沖縄を舞台に起こる猟奇的な連続殺人事件。本土から派遣された捜査官とプロファイラーが事件を追う。米軍基地や本土との問題など、色々な事情で絡み合う背景がある。沖縄特有の信仰などスピリチュアルな面が少しばかり胡散臭く感じたけれど、なんとなく沖縄ならこういうこともありそうな気がした。オカルトサスペンスとでもいうのか、現実離れした雰囲気で面白かった。

2015/12/27

戌夷

普段あまり本を読まない友人が「タイトルも作家名も忘れたけど、死体の描写が綺麗な小説を読んだ」と言い出してその描写を説明してくれた時に、この本のことは全然知らなかったのに「それ絶対本屋で見付けられる!」と思い、実際に発見出来たという不思議な出会いをした作品。死体の描写は絵にしたいくらい美しいが、話はやや駆け足でもやもやが残る。好きとどうでもいいに感想が分かれそう。かなり前に読んだので今回再読、個人的にはこの作家のこの時期くらいまでの作品が好き。

作楽

米軍基地に対する反感とか、安保に対する不満みたいなものが所々に出てて、今の情勢を考えたら、日本だけじゃすぐにでも侵略されるだろうにと、本編とは別のところで考えなしに書かれている主張が嫌でした。なぜそこに基地ができたのかとか、もっとよく考えてほしいよな。いろいろ問題はあるだろうけど!過去のことにこだわりすぎたら、なんもいい関係なんてできないんじゃないのかなと。  本編も犯人が分かって、終了なのでもっと久義さんの心がどうなったかとか知りたい。というか二人の関係はどうなるのー!消化不良。

2012/09/24

みとん

沖縄が舞台の本って、意外とあんまり読んだことなかったかも。連続殺人の捜査や沖縄の戦歴や伝統などが入り交じり…う〜ん、難しい。しかも登場人数が多い(泣)沖縄には行ったことがないので、土地勘やら移住者たちの村についてもさっぱり。さらにわからないのがラスト。犯人は分かったけど、展開が急すぎてついてけない!!呑気なフリームン金城少年が好きでした。あと沖縄の人々の人間性。ほんとにこんなに人懐っこいんだろうか…とかは思いましたが、おじぃとおばぁはいい人が多そうなイメージ。しかし、ミッキー男のネーミングは最低だろ…。

2011/11/20

雨宮

消化不良気味。好きでも嫌いでも、快不快もないなんとも言えないもやもやした感じ地に足着かないような、霞を掴むような

2010/02/04

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