ぴんぽんぱん ふたり話
ぴんぽんぱん ふたり話 / 感想・レビュー
あつひめ
三島由紀夫だ、川端康成だ…と、一般人では手の届かないような人たちとの繋がり。それは、やはり魂たちが呼応して繋がって…今の荒れ狂った時代に何かを伝える使者として選ばれた寂聴さんと美輪さんが、今に目を黒くして睨みをきかせているような。お二人とも物知りで打てば響く…会話のテンポのよさにどんどんページをめくってしまう。ただ、のほほんと暮らしている私。自分の中に流れるものを、あらためて見届けてみたくなった。私はどこから来て、どこへ向かうのか。一度、お二人の話を生で聞いてみたい。
2013/09/08
ヒロミ
美輪様と寂聴さんの最強対談。当たり前のように「寂聴さんの前世は白拍子ね」とか発言されているのでちょっと面食らいましたが面白い本です。特に後半の文豪たちと面識があったお二方ならではの話題が興味深かったです。三島が意外にも奥様と仲良しでべったりだったとか、石原慎太郎への手厳しい発言とか。なんだかいろんなものを超越されている魑魅魍魎…イエ、海千山千のお二方の対談はとっても濃すぎました。しかしタイトルの「ぴんぽんぱん」っていうのはちょっと合わないような。「品」「本」「範」だそうですが。
2016/05/21
チョコモカ
お二方共良い時代に生まれて、素敵な方々とお付き合いがあり、羨ましい限りです♪信仰と宗教は同じてはないとか、他力のキリスト教より自力の仏教とかいちいちなるほどと思いました!!
2013/01/14
橘
とても面白かったです。三島由紀夫さんについての話が興味深かったです。話が次々に広がり、話題が尽きないですね。わたしも生きていきます。ちなみに、美輪明宏さんのサイン本です(^-^)
2014/12/08
Matoka
美輪さんと瀬戸内寂聴さんという究極の組み合わせ。 三島由紀夫を巡る回想が面白かった。すごい時代を生き抜いてきたふたりだからこその迫力というか…。仏教は最終的には自力、という考え方も面白かった。
2015/03/22
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