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石の中の蜘蛛

石の中の蜘蛛

石の中の蜘蛛

作家
浅暮三文
出版社
集英社
発売日
2002-06-01
ISBN
9784087753035
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ジャンル

石の中の蜘蛛 / 感想・レビュー

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雪紫

音を読む。楽器のリペアをする主人公は事故にあった結果、聴覚が異常に発達した。ふとした事件をきっかけに彼は引っ越し先の前の住人である女の行方を追っていく。細かく描かれた音の描写が頭の中で五月蝿く響く。また、部屋の過去からの音を手掛かりに(なんかもうサイコメトリーの域でしょ)女性を追う主人公がどんどん執着じみていくのが・・・。ある種理解者じみてるようで実質一面からしか見れないストーカーに足を踏み入れちゃった感が強い。

2023/10/09

とも

★★✩ひたすらにダルイ。事故により聴覚が以上に発達した主人公が、その能力が故に事件に巻き込まれていくストーリーながら、まあ延々音の説明。この音は何の音だろう、どういった行動をしているんだろうという主人公の想像までもが文章に記されるがしつこい。この作家の再読破もうないだろうな。

2015/08/17

Ai

『針』を先に読んだけれど、触覚と聴覚の能力がどうもだぶってしまって、こちらはうまくのめりこめなかった。主人公が一方的に知らない女性を追いかけまわすのも気持ちが悪くて…。

2016/06/11

eino

音の形。

2014/12/27

wm_09

異常に敏感になった聴覚の描写もすごいけれど、そこから推測を重ねて調査を進めていくのがすごい。音は過去も伝えるというあたり、なかなかの驚きだった。(清)

2010/08/24

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