真夜中の金魚
真夜中の金魚 / 感想・レビュー
コリディ
4点。福澤さん2作目ですが、いずれもアウトロー小説っぽいが、ちょっと違う気がする。タイトルも良いし、あらすじも面白そうなのだが、たんたんと、終わる。すじぼりに続き、北九州市の(悪い意味の)雰囲気が味わえた。
2016/07/09
koba
学歴もなければ、希望もない。夜の世界に生きる若者の青春譚。まるで今の息子を見る思い
2018/08/18
猫草
救いのない奴らのどうしようもない日常……でも何かウルウルしてくる。バカ息子ほど可愛い親の気分なのか……真夜中の金魚というタイトルが象徴的で良い。
2018/10/30
にがうり
前に似たストーリーの小説読んだな……と思いつつ初読のつもりで読んでいて、読メで再読に気づきました。。。
2013/12/05
遠い日
ダークでダーティな世界に、気がそそられて一気読み。25歳の“おれ”が語る世界は、極道者あり、テキヤの掟あり、喧嘩に悶着、様々なウラの世間模様だが、露悪的にならず、リアリズムの一点張りでもなく、さらりとした味わい。「ギルビー」という店のチーフとして、働きながら、あちこちにやばい関わりやしがらみを持っているおれが、それでも、その局面局面で、切り抜けていく手際に、内心、快哉を叫びながら読んだ。
2004/10/13
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