空をつかむまで
空をつかむまで / 感想・レビュー
ゆみねこ
この季節にピッタリの良書!市町村合併を控えた、とある海辺の村の中学生、優太・姫・モー次郎が、トライアスロンに挑む。それぞれが抱える家庭の事情、恋、夏の大三角形に誓った友情。お勧めです。
2016/08/20
takaC
久しぶりに読む関口作品だったけど文庫で既読だった。ま、いいか。今年は坪田譲治文学賞作品を固め読みしてるからその一環ということにしておこう。
2016/11/24
あや
【図書館】中高くらいの友情って本当に尊いもの。それぞれに抱えるものがあっても、補いあって成長していける。みんな男前!この本を勧めてくれた友人に感謝です。
2012/12/24
花花
挫折してしまった主人公がトライアスロンを通して成長していく青春・友情もの。よくある話で先もなんとなくよめてしまうけど、面白かった。それぞれ悩みを抱えながら、同じ目標に向かっている仲間がいるから頑張れる。その姿に純粋に心打たれます。児童書の棚にあったけれど大人が読むのにもとても良い本だと思います。
2011/03/23
ぽけっとももんが
謎の指導者にアドバイスしてもらったくらいでそんなに一気に強くなったりはしないだろう。将棋部が無理矢理水泳部兼部の上トライアスロンとか、女の子を勝負の景品にしたりとか、ちょっと時代錯誤の漫画的な設定も気になる。でも、それはそれとして、夏の大三角の誓いはもう熱い青春。暁人の抱える荷物は重く、モー次郎の抱えさせられた荷物も重すぎる。でも、仲間の悲しみに届きたい、という誰かがいるということが、自分だけでは解決できない悩みを持つ子には唯一の救いになるのだろう。頑張って勝った、だけで終わらせないところがよかった。
2016/04/03
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