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東京・地震・たんぽぽ

東京・地震・たんぽぽ

東京・地震・たんぽぽ

作家
豊島ミホ
出版社
集英社
発売日
2007-08-24
ISBN
9784087753837
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東京・地震・たんぽぽ / 感想・レビュー

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takaC

ありゃ?書き逃げ?後は読者が各自で考えろってことか。心得ました。

2011/06/06

ちょん

2007年発行。3.11よりも前に書かれているのに、未来を暗示しているような流れに怖くなる。ここでいう「東京大震災」は架空だけれども、日本各地、世界各地に起こり得る事態。その時の心の備えを確実にして、しっかりと生きていきたい。この作品の登場人物は、それぞれの事情を抱えて大震災に対峙している。そんな強さを私も欲しい。

2013/09/16

spatz

東京で震災が発生した。そのとき、の短編集。 311より前に書かれている、ということにおおきな衝撃。

2017/06/28

銀雪

隅から隅まで、東日本大震災と重ねてしか読めなかった。年齢も性別も職業も違う14人のそれぞれの想いが、とても重くのしかかる。登場人物のリンクに対しても、ニヤニヤよりも切なさが優ってしまう。特に「どうでもいい子」以降が衝撃的過ぎて胸が痛い。私は豊島ミホの群像劇の「ラストはぶった切りにして残りを読者に投げる」ような作風があまり好きではなかったんだけど、これはそれがかえって効果的。東日本大震災から1ヶ月の今日読了することができて、本当に良かった。

2011/04/11

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

東京で大規模な地震が発生。その時あなたは・・?様々な人間模様を描いた短編集全14話。田舎に帰っていたことで災難を免れた男性、何よりも自分が大切にしている物を守った少年、暗闇の中でブログを更新し続ける母親、不安を誤魔化す為にわざとはしゃぐ子供たち、妻子が被害にあっているかもしれないのに家に帰ることをためらっている夫等々。「東京で地震が発生した」という大きなくくりで描かれているせいか単発での話が多く、読了後はちょっとモヤっとしました。もう少しリンクしている話があってもよかったかな。★★★★→コメントへ

2011/02/08

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