KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン

オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン

オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン

作家
小路幸也
出版社
集英社
発売日
2011-04-26
ISBN
9784087754001
amazonで購入する

オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

hiro

東京バンドワゴンシリーズ第六弾。文庫化された『オール・マイ・ラオール・マイ・ラビング』に続けて読了。相変わらず、悩みや心に傷を負った人が、堀田家に呼び寄せられように集まってくる。そしてもちろん、堀田家は相変わらず、家族そろって食事をし、家にはクーラーもないという平成の時代には、なかなかお目にかかれない、でき過ぎた設定のままだ。さすがに第六弾ともなると、マンネリ化も少し感じるが、このシリーズは読むたびに昔のテレビドラマのように心地良く、安心して読むことができ、新刊が出る毎にさらに面白くなっている。

2012/04/30

文庫フリーク@灯れ松明の火

1巻からあまり間を開けず読めたのは幸いでした。マリアさん妹の幸子さんもすぐ分かりましたし。研人くんの才能も驚きです。血筋ですね。物語では淑子さんや麻里さんのことで描かれる《喪の仕事》 人の生死が関わらなくとも、自分の中できっちりカタつけて、重荷にしないこと。辛く、しんどく、いたたまれない記憶でも、前に進むために折り合い付けていくこと。現実に生きる私たちにも結構有りますよね。次の巻は我南人と勘一さんのアメリカ道中になるのでしょうか?私は《太陽のような中心的存在》だった秋実さんについて読みたいです。

2011/07/31

エンブレムT

「え?誰、この人・・・」と、思う人が普通に登場し、自分の記憶力のなさにボーゼン。でも、ま、忘れちゃったもんはしょーがないわなぁ・・・と、物語的には支障がないのをいいことにそのまま楽しく読了しました。で、読後に前作『オール・マイ・ラビング』が未読であることに気が付いたという(爆)お願い、刊行番号付けて!って思いましたよwでもこの作品に関しては、こーゆーいい加減な読み方をしても許されるような気がします。ゆるゆると穏やかに流れる時を感じながら、遠くにいる親戚の近況報告を受けているような、そんな気楽さが魅力です♪

2012/01/23

takaC

Life goes on. まさに。

2011/06/28

藤枝梅安

人気シリーズ6作目。勘一は82歳になった。私の父親と同じ年齢だ。最愛の妹・淑子の病状が思わしくない中、今回も、昔何かしら交流があった人物たちが突然現れて、新しい展開が生まれていく。休む暇なく動き続けるバンドワゴンの面々。命が消え、また新しい命が現れる。「Life goes on」という我南人の言葉が「オブラディ・オブラダ」のワンフレーズ。こうやって命が繋がっていくのだ。次作のタイトルもビートルズかな。「レディー・マドンナ」あたりでどうでしょう?

2011/07/12

感想・レビューをもっと見る