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くちぬい

くちぬい

くちぬい

作家
坂東眞砂子
出版社
集英社
発売日
2011-09-26
ISBN
9784087754032
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くちぬい / 感想・レビュー

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ゆみねこ

夫の定年を機に高知県の山間部の集落に移住した夫婦。夫は趣味の陶芸をするため、妻は東京の放射能汚染を嫌っての移住。集落に伝わる赤線とくちぬいの伝承…。うーん、田舎の閉塞感や老人たちの陰湿さは予想できるし、おそらくこうなるだろうという結末。ただ、あの時期東北に居住していた私には、妻の汚染恐怖の記述には腹立たしさしか感ずることが出来ず。

2018/09/14

kemi

怖い話でした。

2018/01/10

tama

図書館本 坂東シリーズ 現代が舞台のお話。なかなかいやな気分で楽しめます。山間地で、絶対他所では暮らせない年寄り達(当然そこで死ぬしかない)の世界というのはこういうものなんだろうな。終戦間際の疎開先での苛めなんかもこれに近い感覚で起こったのでしょう。作りとしては、緑内障とか、出したものの使いきれていない材料も多かった感じ。しかし、まさかあの方によってあの時点から復讐が始まっているとは!軽くぽいと置いたにしては物凄いエンディング。

2014/08/19

ゆみきーにゃ

《図書館》終始漂う不穏な空気。この空気感が素晴らしい。またどこかで起こってそうなことだけに恐ろしさを感じたのだけど、この恐ろしさがまたいい。

2014/11/24

うどん

おぉー!怖かった!

2018/07/14

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