ラブコメの法則
ラブコメの法則 / 感想・レビュー
みっちゃん
東山作品初読みがあの【ブラックライダー】で次がこれ。違いすぎます(笑)こんなドタバタコメディも書かれるのですね。このB級映画感たっぷりの表紙と題名。ブックカバー無しでは読めません(^_^;)プロローグから新人賞に落選した「文明が崩壊した後の黙示録後のアメリカ大陸を舞台にした」脚本が登場して、思わず吹きました。弾丸の如く飛び交う、でもどこか優しい博多弁トークにほぼ全編、笑いっぱなしでした。公共機関での拝読には注意が必要です。帯にあるように、異能の作家なのでしょうか。次の作品も楽しみです。
2014/09/16
なゆ
「流」で、おお!と思わされたかと思ったら、今度はハチャメチャドタバタなラブ?コメ?だ。彼女にフラレて福岡に帰ってきて、映画のライターのようなことをしている松田杜夫の新たなるラブ…なのだろうけど、とにかく女たちに振り回されるのだ。華やかで最強な浅井四姉妹(叔母3人+母)に従姉妹に甥姪と、身内が出てきてはチャカポンな目にあう。じっと耐えるしかありやせんぜ、坊。あけすけすぎてドキドキ感ゼロ。下ネタ、うんこも好きなん?東山さん。深く考えることなく、単純に楽しむべし。そして、ビバ博多弁★「あ痛ーす!」がでるとは!
2018/09/05
山田太郎
クワコーの表紙と似てるし中味もなんとなく似てる。こっちがだいぶシモネタが多いけど。もう少し長くてもいいと思うけど。関係ない話どんどんいえてグタグタなほうが面白い気もする、書くのたいへんだろうが。博多の話なので、福岡に住んでる人間としてとてもおすすめ。笑えるし
2014/09/21
R
男子高校生か。そんなツッコミを入れたくなるような世界観と物語でした。女性の感想を凄い聞いてみたいと思う内容で、ラブコメの想定がいかにも男という感じで、そのミスマッチ感がコメディとしてツボに入った。結局何がということもなく、その面白おかしい世界をぐるっと一周できる物語で、映画の薀蓄がわかるとさらに面白いのかもと感じつつ、その要素もすら、男っぽいというか、モテない男っぽくてグッドでした。面白かった。
2018/10/13
mariri
映画評論化杜夫は家族、親戚全員が超絶美女。イカレタ女達に翻弄されるブラックユーモアラブコメディ!東山先生の絶妙に腑に落ちる恋愛哲学を、実在する映画と絡めながらガンガン攻めに攻めまくる作品。全員美女で身体的特徴がないため、非常にややこしく名前を覚えにくい所が残念。、キャラクター像が定まっていない印象も受けた。クズだが憎めない杜夫のドタバタは笑える所も多く、作者の笑いのツボが好みの私は素直に楽しめた。子供相手の下ネタは頂けなかったが、。しかし読みやすさや完成度は同作者の女の子のことばかり〜が格段に上と思う。
2018/06/27
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