日本妖怪巡礼団
日本妖怪巡礼団 / 感想・レビュー
Nyah
『日本妖怪巡礼団』は10名の巡礼団がオカルトスポットを訪ねる。麻布や六本木、麻布のタヌキに稲荷のキツネ。首塚。首を保存する為に酒や塩で漬けたが、味噌が多く、脳味噌はそこから来たって、知らなかった。筑波のガマの油。河童の手。怪談話が好きなのだが、こうやって裏付けされると真似して巡礼に行きたくなりますね。とはその場の気分で、やはり怖いのはいやだからオカルトスポットは近づかないし、恐山も一生行かないと思う。東京界隈の神社仏閣はそそられました。
2020/02/29
たまきら
個人的には心霊現象やら怖くてたまらないタイプなんですが、なんだかこの人や水木しげるさんだとあまり怖くないのが不思議。水木さんは彼自体が妖怪みたいだし、荒又さんはちょっとマッドな科学者みたいだからかしら。面白く読みました。
2015/07/27
初瀬川 翠
古書店で見かけて家族が購入。一部、二部は都内の妖怪スポット、三部で関東、四部で恐山を取り上げています。自分が産まれてすぐの頃に発行されたもので、今は無き施設なども載っていて興味深いです。写真はすべてモノクロで、それが古めかしさと不気味さを伴っているように感じました。都内に住んでいるので身近な地名や史跡が多く散策の楽しみが増えました。荒俣さんの参加するイベントには何度か出掛けていますが、著書を読むのは初めてでした。読みやすい文体でしたので他の著書も手に取ってみたいと思います。
2013/02/12
小林ミノリ
各地に残る妖怪にまつわる物件を巡る旅、水木さんの妖怪とは別の面白い方向性に開眼した書です。
澤水月
931120
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