ちびまる子ちゃんの音読暗誦教室 (ちびまる子ちゃん/満点ゲットシリーズ)

あいくん

☆☆☆☆齋藤孝さんは音読の大切さを強調します。音読は言葉のすばらしさを体で味わうことです。音読は脳を活発にすると言われています。この本は音読だけでなく、ゴールは暗誦としています。暗唱ではなく暗誦です。名文を覚えると感情が豊かになると言います。なぜちびまる子ちゃんかというと、齋藤孝さんは静岡市出身なのだそうです。駄菓子屋さんにおでんというのは静岡独特だと書かれてあれますが、私が子どものころに熊本市の近所の駄菓子屋さんにおでんがあったこと覚えています。懐かしいです。

2021/01/05

舞

小学生の頃に読了。ちびまる子ちゃん効果笑

マッピー

一応大学の教授であるところの齋藤孝氏には失礼な言い方だけれど、私は齋藤孝を日本一のまとめライターだと思っている。とにかく紹介作品のジャンルが幅広い。そしてさわりの部分の選び方が絶妙である。なのに、難しいことは何一つ書いていない。この本は音読暗誦教室と言いながら、紹介されているのは本の冒頭の部分だけ。あとは作品の解説と作者の紹介。ああ、実に教科書的な、というより副読本的な本ではありませんか。この本を読んで読書の楽しみが味わえるかというと疑問だけど、ためになる本ではありました。

2018/04/05

jorge70

難解と言われる平家物語。本来琵琶法師によって語られる物語で、現在も音読暗誦の代表的な作品。昔の人は、驚くほどゆっくり、まるで音楽のように語られる琵琶の弾き語りを一晩中楽しんだ。音読で脳は活性化するし、その効果も知れ渡ってきた。しかし、実は音読が暗誦に至るかどうかが大きな分かれ道となる。暗誦できる、つまり記憶しているっていうのは、名文が一生自分の中に入り込んでいること。プールでバチャバチャやったことがあるのと泳げるのは全く違うもの。反復練習することによって美しいリズムが自然と身につき生涯の宝となる。

2017/07/10

星野

図書室にて。興味の惹かれる名文が多く、とっつきやすい良作です。作者紹介の部分も楽しく味わえる。これらを暗誦できたら確かに素敵だな。

2013/03/01