恋のトビラ
恋のトビラ / 感想・レビュー
夢追人009
女性向けファッション雑誌「non・no」掲載5編の恋愛小説アンソロジー。『ドラゴン&フラワー』石田衣良著:堅実な優等生より危険な香りのワルの方が女性にモテるのが世の習いですね。『卒業旅行』角田光代著:恋愛感情とは違うけど就職前の不安を解消させてくれた彼に感謝ですね。『Flying Guts』嶽本野ばら著:OK牧場で有名なガッツ石松さんへのリスペクトに満ちた一編。『初恋』島本理生著:ハッピーエンドじゃないけど彼の思い出は永遠に心に遺るでしょう。『本物の恋』森絵都著:最後に意外なオチが待ち受ける変化球の一作。
2018/09/30
tokotoko
私の行く図書館ではあまり読まれてないみたいで、2008年5月発売のこの本がほぼ新品でした。だから私が、久しぶりにトビラを開けてみました。5人の作家さんによるアンソロジー。始まりそうな恋や進行形の恋、終わる恋もあれば、ビックリする恋もありました。読み終わって、トビラを閉めて思ったのは、恋をすると「知ることになるんだなぁ」ってことです。相手のことも、そして自分のことも。
2014/11/16
おくちゃん🍎柳緑花紅
タイトルに惹かれての図書館本。良いね恋!5人の作家さんが描く恋!世界中に今日も恋のトビラを開けようとしている沢山の人がいるんだなぁ。
2012/12/22
秋製
石田衣良さん、角田光代さん、嶽本野ばらさん、島本理生さん、森絵都さんの5人からなるアンソロジー。 石田さんの話は釣った魚に餌はやらないのニュアンスがちょっとあって、思わずクス。 角田さんのはなしは、ちょっと一期一会の縁を感じた。 嶽本さんの話は、後半から終わりにかけて頑張れ~!と可愛いな~♪という気持ちになった。 島本さんの話は少し切なくなってしまった。 森さんの話はシリアスぽく、甘すっぱく終わるかと思ったら最後の方で思わず突っ込みを入れてしまった!「そっちかよ~!」って。
2013/04/29
へいっち(ت)♪
恋にまつわる短編集。甘すぎず…でもキュンとしたり切なくなったり…。初読の作家さんありで新鮮に読めました。
2014/08/10
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