羽田圭介、クルマを買う。
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羽田圭介、クルマを買う。 / 感想・レビュー
harass
気になり借りる。週刊プレイボーイに連載されていた体験エッセイ。ディーラー巡りで多数の試乗車に乗りマイカーを選ぶ著者。あまりに多い情報量だがさっと読めるのはさすが。ほかのレビュにもあるが実にこだわりがありめんどくさい人に思える。だが作家として十分な資質といえる。ときおり唸るフレーズもあった。軽い読み物として。
2019/09/23
かずー
BSの「おぎやはぎの愛車遍歴」に出演しているのを見て、この本にたどり着く。しばらく車に乗っていなかったが、ふと車が欲しくなったそうだ。そこから車探しを始めるのだが購入するまで60台試乗したとのこと。国産車、外車問わず色々な車を試乗することで自分の好みが明確になるらしい。それだけ試乗したいものだが会社員はそこまで自由な時間が取れないので難しい。この本を読んで私もスポーツモデルがほしくなってきた。よく聞く話ではあるがドイツ車がいいとのことで乗りたくなる。乗り換えを検討しているのでなるべく多く試乗しようと思う。
2020/08/01
R
試乗を繰り返して初めて車を購入するルポというか、ドキュメンタリというか。たぶん本人が相当の凝り性なんだろうなと思いつつも、大変読みやすくわかりやすい、とても面白いドライブレビウが読めてよかった。なんだかんだ、車を運転するということが面白い、楽しいというのがダイレクトに伝わってくる内容で、本人の煩悶や悩みも面白いけど、純粋に自動車が楽しいということを教えてくれるようでもあって大変よかった。しかし高級車というのは、そこまで乗り味が違うものなのかと感心してしまったわ。
2024/03/15
ホークス
2019年刊。多数の車に試乗し、実際に購入した体験記。候補はスバル、トヨタなど国産車からBMW、ベンツ、ジャガー等外国車まで。自転車でディーラーを巡るのが愉快。運転の経験を積むに従って車への興味と自己分析が深まり、「車選びでは、試乗が思考そのもの」と悟る。一般常識に頼らず、実感を頼りに迷いつつ検討する過程が楽しい。率直で簡潔な文章は、「間違いだらけの車選び」を思い出させる。試乗と理論に基づく考察、メーカーに忖度しない明快さは衝撃だった。私のように買わない人でも楽しめる批評として、本書も中々面白い。
2021/02/01
チャッピー
マイカーを買うために著者がいろんなディーラーで試乗しまくった体験を書いたエッセイ。羽田圭介さん、車好きで、営業マンにも気遣いできる、感じいいけどめんどくさいお客だなと思った。週刊誌の連載のためかもしれないけど、乗りすぎで悩みすぎやろ、と。この体験で『ポルシェ太郎』が生まれたんだなと思いきや、ポルシェは速攻で却下されてるし(笑) 車は全然詳しくないけど、めっちゃ楽しめた。
2019/09/17
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