犬のしっぽを撫でながら
犬のしっぽを撫でながら / 感想・レビュー
美登利
「博士の愛した数式」は美しい物語だったのでなんの違和感もなく読めましたが、数学は私も苦手です。同じ年代なので、幼い頃の家庭環境や当時流行っていたもの、憧れたことなど似てるところが有りとても懐かしく感じました。お祖父様の温かさは経験したことのないものなので羨ましいです。それが今の小川さんの基礎を作られてるのかな。時々落ち込んだり、浮上したり少し物語のような日々も。アンネの日記を読んだ時期も多分同じ頃だな。愛犬ラブの話はわが家の飼い犬のことかと思ってしまいました!おバカさんなほど可愛いと言うかねぇ。(笑)
2015/03/27
kei
2006年発行。図書館本。これは 出たときに読みたかったなぁー…💦 読了しましたが文庫本を購入して 再読予定。「博士の愛した数式」と 「アンネ・フランクの記憶」に関する エッセイが複数掲載されているので 上記作品が好きな方にお勧めです😃
2020/12/13
ロッキーのパパ
タイトルを見たときは、小川さんの愛犬ラブとの日常を綴ったエッセイだと思った。けど、多岐にわたる話題が取り上げられていた。なかでも、数学者とアンネ・フランクにそれなり分量があり、小川さんのこれらに対する想いを感じられた。でも、一番好きだったのは、ラブとプルプルのお話かな。
2014/04/26
セレーナ
重いテーマもあったけど、普通の営みが描かれていた。ちょっと妄想族の傾向が見えて、自分もそうだなと若干親近感。近所をお散歩してるように著者の考えに触れられるそんなエッセイだった。
2020/07/27
こもも
数学の不思議と美しさに年甲斐もなく興奮し、アルルという町に一生のうちに一度は行ってみたいものだと溜め息をつく。アンネの一生と、洋子さんの深い想いに触れ涙し、お馬鹿なワンコと阪神の章では爆笑しすぎて、娘がつられて大笑い。(阪神ファンの息子にその章だけ読んでもらい、さらに二人で爆笑)最後は洋子さんの思い出の話。なんだか自分の子どもの頃を思い出して、温かい気持ちになって本を閉じた。どこを読んでも面白い一冊。
2014/08/17
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