ヘヴンリー・ブルー 「天使の卵」アナザーストーリー
ヘヴンリー・ブルー 「天使の卵」アナザーストーリー / 感想・レビュー
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
「天使の卵」そして「天使の梯子」。あの時夏姫はどう感じていたのか・・。夏姫の視点で描かれたもう一つの物語。全編にわたって夏姫のモノローグで描かれていました。好きだからこそ憎みきれない。でも、好きだからこそ裏切りが許せない。そんな夏姫の苦しみがヒシヒシと伝わってきて息苦しかったです。だからこそ夏姫に寄り添ってくれる人が見つかって本当に良かったです。今度こそ幸せになって欲しいです。★★★★
2013/06/13
タックン
(天使の棺)読み終わった巻末に本作の紹介があったので借りて読んだ本。 (天使の卵)から(天使の梯子)までを夏姫目線でまるで詩のように書いたアナーザーストーリー。短かい文章ながら姉春妃の死の真相とか夏姫・歩太の苦しみとかがよくわかる話になってる。これ読んでから(天使の棺)読めば感想がかわってたかもなあ?これを読んだことで(天使の卵)が読み返しやすくなったな。天使シリーズはやっぱ白村山の真骨頂だよなあ。
2013/12/27
ちゃんみー
アナザーストーリーなので、単体で読むと何のことかわかんないでしょうね。私はつい最近『柩』を最初に読んで、これが天使の卵シリーズの続編であることを知り『卵』『梯子』を読んでから、この本に到達しました。『梯子』迄の物語の夏姫の気持ちが書いてありますが、本編を読めばまぁだいたいはわかるんじゃないかなぁ。軽ーく思い出すのには最適。
2014/01/13
それいゆ
「天使の卵」アナザーストーリーなので、まったく違う物語を期待したのですが、今までのおさらい(復習)をしたかのような感じでした。文字数もページ数も少なくて、30分で読了です。帯を見て2006年に映画化されていることを初めて知りました。春妃役の小西真奈美はイメージに近いのですが、妹の夏姫役の沢尻エリカは私の好みではありません。歩太役の市原隼人は「う~ん!」といったところでしょうか?映画の出来栄えは「!?」でしょうか?
2014/05/12
ミーコ
『天使の卵』を昔 読んでて『天使の柩』を読みましたが、内容を忘れてしまってたので 読友さんから こちらを教えて貰い 読んでみました。復習になって良かった。また切なさが甦って来ました。遡る形になりますが、次は『天使の梯子』を読んでみたい。
2014/02/01
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