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言葉のチカラ ―コミュニケーション レッスン

言葉のチカラ ―コミュニケーション レッスン

言葉のチカラ ―コミュニケーション レッスン

作家
香山リカ
出版社
集英社
発売日
2008-10-24
ISBN
9784087814033
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言葉のチカラ ―コミュニケーション レッスン / 感想・レビュー

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いっぺ

香山リカさんの本は初めて読みました。なかなか実例などで分かりやすく、さすがに会話力アップを説いた本を書かれるだけのことはあります。印象に残った言葉は以下です。「きっとうまくいきますよ」言霊効果に期待。「これまでのあなたとは違います」相手を肯定した上で、さらに新しいことが始まるはずと励ます。「ご家族のみなさまはいかがですか」激しいやり取りで険悪になった時に。「おやすい御用です」言った方もよい気分。「あなた自身の率直な考えを聞きたい」相手の内面への興味からアプローチ。ネットでコピペな意見を撃退!?

2015/12/08

melon

ごくごく普通の一言がもたらす影響。

2014/11/20

なおみ703♪

『伝え方が9割』(佐々木圭一)は、的確に印象づけて相手に伝える技術を論じていたが、本書は、受け止める側の立場にたって、その言葉がどう届くかという、精神科医ならではの視点で書かれている。使ってみたい言葉「こんなに楽しいことは初めてです。」、「きっとうまくいきますよ。」、「それでいいです」ではなく、「それがいいです。」、今までのあなたも肯定する意味で「これまでのあなたとは違います。」、失敗したら人には決して言わず、、自分だけに対して「やめておけばよかった。」、ごめんなさいという人に笑顔で「お気になさらずに」。

2015/01/10

霧子

精神科医くらい、言葉ひとつで、人を生かしも殺しもする職業はないのかも。。。著書も多い香山さんのこと、なおさら、発する言葉に気を使っている様子が伝わります。しかし、なんだかいちいち引っかかって気持ちよく読めないんだよな。いつもどの本も「着眼点がいいな、おもしろそうだな」と思うんだけど、読むと、余計なノイズを感じてしまう。自嘲的というか、「そんなふうに言わなくっても」と感じるのは、感性の相違なんでしょう。明快さを旨とする私には相容れない、職業柄ゆえの「やさしさ、婉曲さ」なのかもしれません。

2013/08/21

かど

<はじめに>にある『言葉は人の一生を破壊することもできれば、人の命を救うこともできるのだ』にとても頷ける。知らないうちに人を傷つけたり、自分が癒されたりする毎日。言葉には気をつけたいと思うが、そのヒントがたくさん詰まった一冊。中でも「夕飯カレーでいい?」の返答は「それでいいよ」ではなく「それはいいな」に変えて行きたい!

2013/11/05

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