文豪、偉人の「愛」をたどる旅
文豪、偉人の「愛」をたどる旅 / 感想・レビュー
たくのみ
文豪、俳人、伝承、古典の悲恋の舞台となった町を旅する、黛さんのなりきり旅エッセイ。偉人の話より知らなかった伝説の物語に、深い思いを寄せる姿がロマンティック。南から、九州、中国・四国、近畿、中部、関東と北に向かって進み、最後は帯広の歌人でしめる。そして各地でヒロインに捧げる俳句が味わい深い。理不尽な結末を迎えた悲恋が日本中にあるということも改めて認識した。
2014/02/05
銀木犀
この著者を知らなかったけど、テレビなどにも良く出る歌人さんだったのですね。有名人と知らなかったので、ご本人の写真が多くて意味がわからなかったです。いろいろな作家や偉人のエピソードは面白かったけど、作者の専門分野である歌壇関係の人が多かったようで半分くらいは知らなかった。勉強になりました。
2009/10/23
カツ丼
従来の観光案内書とは違った観点でおもしろかったし、ほとんど知らない人で勉強になった。
2012/12/22
彩美心
谷崎潤一郎とその妻の話が良かった。愛し愛されて生きたいものだな。
2019/12/27
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