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木いちごの王さま

木いちごの王さま

木いちごの王さま

作家
岸田衿子
山脇百合子
サカリアス・トペリウス
出版社
集英社
発売日
2011-02-04
ISBN
9784087814644
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木いちごの王さま / 感想・レビュー

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ケロリーヌ@ベルばら同盟

幼い手にちょうど馴染む大きさ、きれいな赤で縁取られた表紙に、宝石のように輝く木苺の実と、色違いのお洋服を着た愛らしい二人の女の子。美味しそう!楽しそう!がたくさん詰まったこの本に、子どもたちは夢中になるでしょう。籠や食器などの雑貨や、森の茂み、女の子たちの淡い金髪、描き込み過ぎる事なく、けれどしっかりと北欧の雰囲気を感じ取れる、やまわきゆりこさんの装画に目を奪われます。小さないのちを愛おしむ優しい心、長きにわたり国を治める者の責任、深いテーマが無理なく心に響く物語。裏表紙の小さなおじいさんが可愛いんです。

2021/09/04

♪みどりpiyopiyo♪

かわいいメルヒェンを読みました。木いちごを摘みに行った テッサとアイナ。美味しい木いちご 見つかるかな? ■北欧っぽい素敵なお伽話だと思ったら、やっぱり ✩⡱ 「フィンランドのアンデルセン」と呼ばれるトペリウスによる小さな命の大切さとやさしい心の物語です。文と絵は、岸田衿子さんと山脇百合子さんの黄金コンビ♪ ■何気ない日常が こんな素敵な世界につながっているなんて。小さな世界を大切に暮らしたいです ( ' ᵕ ' ) (2011年)(1966年のは画家違い。文は一緒?)

2019/04/23

chiaki

ジャムにするための木いちごを摘むために、どんどん森の中へ入って行ってしまったテッサとアイナ。森で道に迷って泣き始めた2人の元に落ちてきたのは…!!!!まぁなんてメルヘン♡木いちごの森で、無防備に眠る2人が可愛い!木いちごの国をおさめる王さまが神様から命じられた百年に一度の任務も感動的♡また読みたいです。

2020/08/29

みーなんきー

やまかわゆりこさんの絵で、ぐりとぐらと似た不思議で素敵な森の世界が広がる。木いちごをつみにいく、二人の姉妹のお話。読みながらうっとりする描写は、子供達も惹きつけるだろう。ぐりとぐらのお話で、みんながカステラを食べたくなったように。

2019/02/25

kiisuke

やまわきゆりこさんの絵といえば『ぐりとぐら』や『そらいろのたね』などが思い浮かびますが、お話はいつもとちょっと違った印象でした。原作者のトペリウスは「フィンランドのアンデルセン」と呼ばれているそうで、お話もちょっぴり幻想的です。コーヒーにバターつきパンにブドウパン、木イチゴのジャム…うちの娘たちの大好きな美味しそうなお食事シーンもたくさん出てきて一緒に楽しめました。赤い表紙も可愛い一冊♪

2015/03/04

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