日本の古典に学びしなやかに生きる
日本の古典に学びしなやかに生きる / 感想・レビュー
TAKAMURA
宣告、永遠の都、雲の都、フランドル、と数年かけて読みすすみ、この作品に到達。素晴らしいの一言。座右の書にしたい。
2021/06/30
良さん
題名が生き方を端的に示していてすてき。次は『方丈記』『徒然草』『努力論』『養生訓』のそれぞれ原文を声を出して読み味わいたい。 【心に残った言葉】露伴は運命を認めず、自己責任を認めるのですが、失敗したときこそ人間の真価が現れるという指摘は重要です。ここで失敗を自己責任とみる人こそが真の成功者になる資格があるという逆説は、透徹した人間論と言えます。(111頁)
2016/08/10
感想・レビューをもっと見る