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VS. ―北関東連続幼女誘拐・殺人事件の真実- (愛蔵版コミックス)

VS. ―北関東連続幼女誘拐・殺人事件の真実- (愛蔵版コミックス)

VS. ―北関東連続幼女誘拐・殺人事件の真実- (愛蔵版コミックス)

作家
橘賢一
日本テレビ報道局「ACTION」取材班
高野洋
出版社
集英社
発売日
2010-03-19
ISBN
9784087822717
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VS. ―北関東連続幼女誘拐・殺人事件の真実- (愛蔵版コミックス) / 感想・レビュー

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Jima

文庫Xが公表され、たしかにこれを売る方法としてはあり得る策だと思った。本来は文庫をとるべきだが、6年ぶりに版を重ねたコミックで概要を。衝撃的な内容です。たしか釈放されたときにニュースになったことは覚えていますがその裏で報道スタッフのこんな取り組みがあったとは。しかも周りからよくは思われていないところがつらい。真犯人がVSの相手。本書はまだ終わっていない。

2017/01/07

とろこ

全くもって国家権力の横暴だ!初動捜査をきちんとしていれば、真犯人を捕まえて、菅谷さんを冤罪にすることもなかったのに。無罪なのに17年もの長い月日を奪われた菅谷さんに、警察と検察は謝罪したというけど、当時の担当者は謝ってないじゃないか。被害者遺族のお母さんが、どんな気持ちで、菅谷さんが無実だったら一日も早く釈放を…って言ったか。それに、警察の杜撰な捜査のせいで、真犯人は今も何食わぬ顔で生きてるんだ。清水潔さんたちの地道で懸命な取材がなかったら、菅谷さんはまだ牢の中。もっと詳しく知りたいから、文庫Xも読まねば

2017/01/09

十六夜(いざよい)

少し前にこの話をテレビで取り上げていたので興味を持った。一見バラバラである事件が実は同一犯である可能性を見つける所から、記者による実況見分、DNA鑑定まで、どのようにして冤罪が生まれてしまったのかが事細かに書かれていて興味深く読んだ。冤罪=真犯人を野放しにしてしまうのだと考えると非常に怖い。被害者遺族の「ごめんなさいが言えなくてどうするの」が、印象的でした。

2015/05/01

澤水月

最近刊行された清水潔「殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」が実は漫画化されていたと知り急ぎ取り寄せ。事件動いた遺族の名言「ごめんなさいが言えなくてどうするの」あり。震災前、菅谷さん事件解決までがメーン、「ルパン」なし。漫画という体裁上どうしても清水記者がヒーロー的に描かれておりあくまで「殺人犯は…」の副読本に良いかと。動き出すまでどれだけ厭な思いもしたかは省かれているし。しかし地を這う取材が定評の清水記者があの未来都市風汐留のオフィスにいると絵で見ると不思議な感じ

2014/01/08

まさむね

清水潔さんが中心となった日本テレビの調査報道の完全コミック化。2010年の発行で、後に『殺人犯はそこにいる』としてまとめられ、2016年には「文庫X」として話題になったため重版されたもの。漫画によってよりビジュアル的なインパクトを受ける。しかし、より重要なのは、この事件がまだ未解決である、ということだ。

2017/01/05

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