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オリンピアナチスの森で

オリンピアナチスの森で

オリンピアナチスの森で

作家
沢木耕太郎
出版社
集英社
発売日
1998-05-01
ISBN
9784087830958
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オリンピアナチスの森で / 感想・レビュー

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mocha

1936年ヒトラー政権下で開催されたベルリンオリンピック。栄光を手にした人、夢破れた人、日本選手団の悲喜交交を綴る。テレビがなかった時代の報道合戦の様子も興味深い。スポーツもそれを取り巻くさまざまな技術も、すさまじく進化したものだ。序章・終章は映画『オリンピア』の監督であるレニ・リーフェンシュタールとの会見の様子が記されているが、時代の生き証人はしたたかに沢木氏を煙に巻く。

2017/06/14

アーちゃん

図書館本。ベルリンオリンピックの記録映画「オリンピア」の監督、レニ・リーフェンシュタールへのインタビュー及び出場した日本選手たちの背景とその後。1998年発行(新聞連載は1996年)。ベルリンオリンピックについては亡き父から話を聞いて知っておりましたが、有名な「前畑がんばれ」がオリジナルフィルムにないというのが驚きでした。また実際には記録映画と劇映画との狭間であり、わざわざ競技を映画用に行ったあたり、今では考えられません。読了後動画で開会式部分を観ましたが、迫力と臨場感は今のオリンピックより凄いかも。

2017/07/21

ポン

作品の構成が興味深いです。最初と最後にあるレニ・リーフェンシュタールへのインタビューが、間の章に記載されているベルリンオリンピックの逸話を包み込み、事実を引き立てているように感じます。沢木さんが今回の東京オリンピアにもどう向き合われたのかとても気になります。

2021/07/29

ステビア

オリンピック群像。こういうのを書かせるとうまいですよね。

2013/02/18

猫草

ヒトラーのベルリンオリンピックの裏側・・・もっと知りたい。

2011/08/03

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