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子どもが子どもだったころ

子どもが子どもだったころ

子どもが子どもだったころ

作家
毛利子来
橋本治
出版社
集英社
発売日
1998-11-26
ISBN
9784087831375
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子どもが子どもだったころ / 感想・レビュー

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けろ

橋本治追悼6冊目。1998年第一刷。ワクチンに対する考えから毛利子来のことは、個人的に好きではないが、この対談集は名著。地域社会が子どもを育てていた時代が語られる。20年後となった現代の子どもの置かれた状況についても語って欲しかった。驚きだったのは、橋本は幼いころ母からの執拗な罵声・叱責により自分のことを「不器用な無能」と思い込んでおり、対談の時点でまだ子ども時代の母親との関係を抱え込んでいる点。

2019/02/22

shinobu

関係と学びと居場所についての対談。社会学的視点のまちづくりとしても、育児書としても読んで考えられてタメになる好書。とにかく今の日本は寛容じゃないと思う。でも、橋本さんのお母さんの気持ちもわかる気がしてしまう。いかん、いかん。

2010/03/16

kei

自分の子どもの頃を思い返させる。橋本治の、よそで代理母を勝手に作っちゃうというのは共感。代理父はいなかったな。残念。私の母は、私がぼさーーっとしてても平気でほったらかしておいてくれてたので、その点は素晴らしかった…

2010/08/23

てら

毛利子来さんの味わい深い人柄と橋本治の個性がうまく噛み合った対談でした。「松田道雄は偉すぎて疲れる」というくだりはニヤリ。

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