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本当に欲しかったものは、もう Twitter文学アンソロジー

本当に欲しかったものは、もう Twitter文学アンソロジー

本当に欲しかったものは、もう Twitter文学アンソロジー

作家
麻布競馬場
霞が関バイオレット
かとう ゆうか
木爾 チレン
新庄耕
外山 薫
豊洲銀行 網走支店
pho
窓際三等兵
山下 素童
出版社
集英社
発売日
2023-04-05
ISBN
9784087880892
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本当に欲しかったものは、もう Twitter文学アンソロジー / 感想・レビュー

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キク

窓際三等兵や麻布競馬場が「タワマン文学」として騒がれてるのは知っていた。読んでみて「あぁ、これは騒つくな」と納得した。持たざる者の辛さを描く作品は腐るほどある。でも「地方進学校から東大早慶に入って、医者や官僚や大手企業に入ったものの辛さ」を描いた作品って見たことがない。この「Twitter文学アンソロジー」では、そんな今まで語られてこなかった「不良の覚悟も、東京出身者のセンスもない、地方から出てきたテストでは結果を出せる若者」の切なさを描く。Twitterで語れる言葉に深みなんてない。でも、確かに刺さる。

2023/08/27

うわじまお

1000冊目でした。Twittr文学……面白くないんだろうなと思っていたら、意外や意外、めちゃくちゃ面白かった! やはり食わず嫌いはいけないですね。ウソカホントか、慶應、早稲田、医学部卒のペンネーム作家たちが綴る、時代と社会に戸惑い、四苦八苦をさらけ出し、でも不思議と哀愁に満ちているエッセイ的な。好き嫌いはあるでしょうが、正直に「うまいな」と思える短編ばかりでした。お試しあれ!

2023/08/30

まぁみ

10人(9人かな)が書き連ねた22編のショートショート集。面白かったぁ!どの作品も二度三度と読みたくなるから不思議(笑)。初見のphoさんやかとうゆうかさんがツボってしまって(笑)。22編全てが面白かった訳ではないが(ここ重要w)、買おうかどうするか…とーっても悩んだ末に、ひとつの時代ものだしな、と思い切った自分を褒めたい。色んなカラーがあって然り。でも読んでよかったと心から思うよ。

2023/09/04

すけまる

『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』から、似たようなテイストのいわゆるtwitter文学と呼ばれるものに興味がわいたので読んでみた。アンソロジーでいろいろな方が書いている。短いもので2ページくらいのお話もある短編集。ルンバの話が最初に掲載されているが、わかるわかるって共感しまくりで掴まれた。麻布競馬場さんが女性でそのお兄さんが妹のことを赤裸々に語っているのが『この部屋から~』と妙な繋がりを感じて面白かった。この本は共感を得る本なのか、それとも優越感を感じる本なのか。

2023/11/08

きたさん

これが噂のtwitter文学、タワマン文学か。読後に残るものが虚しさしかない。幸せって一体なんなのだろう。そんなことまで考えてしまう作品集。辛い。

2023/04/25

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