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一ノ瀬ユウナが浮いている

一ノ瀬ユウナが浮いている

一ノ瀬ユウナが浮いている

作家
乙一
出版社
集英社
発売日
2021-11-26
ISBN
9784087900637
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一ノ瀬ユウナが浮いている / 感想・レビュー

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starbro

乙一は、新作中心に読んでいる作家です。昨年読んだ『サマーゴースト』に続いて、姉妹作の本書を読みました。 青春幻想譚の佳作、オリジナルだけあってノベライズの『サマーゴースト』よりもずっと良い出来でした。切ない! しかしこんなにも週刊少年ジャンプ&集英社忖度小説だとは思いませんでした(笑) https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-790063-7

2022/01/12

いつでも母さん

『サマーゴースト』は未読。帯とカバーから一ノ瀬ユウナが私の脳内に存在して‥青春真っ只の爽やかさが私にはちょっと照れくさい。ラストは何となく想像できるのに、やっぱりほろりとしてしまう。かつて小学校卒業まじかに埋めた彼らのタイムカプセル。ユウナの手紙には泣けた。限られた線香花火の刹那が愛しくて切ない。どんな別れも辛いけれど忘れはしない。忘れなくていい。それでも生きていける。大地、頑張れ。

2021/12/30

おしゃべりメガネ

久しぶりの乙一さん作品。装丁からイメージするとおりの爽やかであり、ちゃんと作者さんならではの切なテイストも含んでいます。とある町に五人の幼なじみがいて、その中の一人「ユウナ」は、残念ながら不慮の事故で17歳でその生涯を閉じてしまいます。彼女に想いをよせていた「大地」は彼女のコトを忘れられないまま時を過ごしますが、とあるきっかけから線香花火をやったトキだけ、彼女があらわれてくるコトを知ります。限られた時間での逢瀬に二人は埋めきれなかった時間を少しでも埋めようとします。乙一さんらしさ満点の爽やか物語でした。

2022/02/26

ひさか

2021年11月集英社刊。書き下ろし。お話なんだけど、こういうのあるのかなぁ。あっていいのかなぁ。何年も続くよねー。線香花火が見つかるとまた会えるよなぁ。見つからないかな。見つかるといいなぁ…。浮遊するという思いつきのような話がこうも心に響くとは意外です。夢で浮遊して飛ぶということが多いからかも。そういう体感に訴える表現というのが乙一さんはお得意です。

2022/03/31

美紀ちゃん

「サマーゴースト」がとても良かったので、これも読みたかった。 切ない。 涙が出た。 苦しい。 好きな人が突然死んでしまって苦しい。 でも、あるアイテムで、会うことができて! HUNTER×HUNTERの話は懐かしかった。 キュンなストーリー。泣ける。忘れることなんてできないよ!

2022/01/03

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