ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版 9 (愛蔵版コミックス)
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版 9 (愛蔵版コミックス) / 感想・レビュー
トラシショウ。
「これは素晴らしい実験なのだ!!魔族が神に近付く為の偉業の一つなのだ!!人間や怪物風情がどう生きようが死のうが俺の知った事では無いわ!!」「・・・なら教えてあげるわ!生命(いのち)の痛みを・・・!!!」。覇者の剣を求めてロモス武術大会を訪れたダイとポップ。だがそこには妖魔学士ザムザの恐るべき陰謀が待ち受けていた。竜魔神を超える超魔生物にダイが飲み込まれる時、これに独り立ち向かうのは、かつてのあの少女。いやぁ、再登場を果たした武闘家マァムがもう感動的なまでに強くてワクワクが止まらんな(以下コメ欄に余談)。
2021/01/07
nishiyan
バランとの激闘の末、紋章の力を使いこなせるようになったタイ。竜の騎士の力に耐えうる覇者の剣を求めてロモス王国へ向かう。そこでマァムと喜びの再会を果たすのだが、その裏で恐るべき計略が進行していた本巻。武闘家として美しくも靭やかに成長したマァムの活躍が光る。魔法と武術が融合することで魅せる技の数々は読んでいてワクワクする。ここに新キャラ・チウがコメディタッチに絡むことで面白さを増している。ザボエラの息子ザムザとの壮絶な激闘とその結末は前巻までのバランとダイの関係とどこか重なり、涙を誘う。さて次巻はどうなるか。
2021/01/05
歩月るな
めちゃくちゃ興奮する「悪党の技」の継承シーン、なんでかって言うと敵側サイドでポップが共感し使えそうな技といったらアレしかない(フレイザードの墓について問答した時も印象深い)わけで、ラーハルトから槍を受け継いだヒュンケルに対しての牽制にもなる。表紙も一番の見せ場だったのですね。ポップは今回もザムザにはクズ野郎とか言う割には、「親父にほめてもらいたかった」のを汲み取っている辺り、まだまだ伸びるであろう要素が満載。盛り上がりに向けての繋ぎの話なんだけど、実に有意義なものだったわい。というかまだ竜の騎士編なのね。
2021/01/05
のれん
チウといいいザムザといい、はな垂れ小僧、小憎たらしい悪役という第一印象をひっくり返すのが好き。 時代故の部分もあるけれど、積み重ねが活きるのが王道と言えるのではないか。 今回は武闘家になったマァムの清技お披露目も兼ねてるハズなのに、その裏でサラッと敵の大技を使うポップに目を奪われるw 今回はどちらかというと小休止の巻だったが、ラストのコマが再び展開を盛り上げる。さぁ、互いに努力と勇気を振り絞る次が楽しみだ。
2021/01/06
うさみP
『武神流閃華裂光拳!!!!』覇者の剣(ずっとはじゃと呼んでた)を求めて武闘大会に向かった一行だが。魔法剣ではなく魔法拳。打撃のインパクトの瞬間的直後に過剰回復を促す一撃。なぜか炎を飛ばす、なぜか波動を撃つ、なぜかソニックブームする。などなど、原理不明のそれはもはや魔法なのではな特殊技は格闘界隈に数あれど。魔法自体の見せ方に裏付けられた説得力ある応用。神から授かった恩寵を捨ててまで求めた男の悲哀。
2021/01/05
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