ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版 10 (愛蔵版コミックス)
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版 10 (愛蔵版コミックス) / 感想・レビュー
トラシショウ。
「最初からカッコイイ人間等一人もいない・ここにいる誰もがそうなのだ・自分の限界に真正面から衝突した者のみが成長出来る・・・土壇場でなりふり構わず放ったお前の技は今までに無い威力があっただろう・・・?こういうものさチウ・名声は後からやって来る。最初から求めてはいけない」。超魔生物と化したザムザを降したダイ達は竜闘気に負けない武器を求めて旅立つ。「鎧の魔剣」を産んだ魔界の刀工・ロン・ベルクによりその道筋が着いた時、パプニカに集う首脳陣にミストバーン率いる鬼岩城の猛威が迫るが。遂に聖剣完成(以下コメ欄に余談)。
2021/01/13
nishiyan
レオナの呼びかけで各国の王をパプニカに招いた世界会議を開催する中、ダイは伝説の名工ロン・ベルクと出会い、竜の騎士の力に耐えうる剣を作ってもらうことに…。そんな中、ミストバーンが指揮する鬼岩城が世界会議を強襲する本巻。ついにダイの剣が完成し、ヒュンケルとミストバーンの暗黒師弟対決と盛りだくさんの展開。アバンの書を暗記し、ひとり槍術の修業をしたヒュンケルが颯爽と現れるのがカッコいい。光と闇が交錯したとき、彼を光に戻すのはやはりマァムというのは良いですね。まだまだ青いというか熱いポップもまた良し。次巻が楽しみ。
2021/01/05
のれん
対鬼岩城戦はもう盛り上がるしかない。 今欲しい圧倒的な力を求めて皆が勇気を振り絞る。ポップは危険な敵の技を使い、ヒュンケルは己が光の力を極めて空の槍を使いこなす。モブの軍人たちも人を守るため命を尽くす義の精神がカッコ良い。 だから、最終的にダイの剣が光るのだ。皆が求めた圧倒的な力。それを誰かを救うために使うことがこれほどまで輝かしいとは。チョイ悪な国王も含めて皆反省できる良い人だからこそ、パプニカ王の言葉通り、助ける善行が勇者たると感じられる。 鍛冶屋も矜持しか感じられないし、熱い人ばかりだぜこの世界は。
2021/01/06
歩月るな
ポップは武器屋の息子ってずっと前から言ってたし、なんかあるのかと思ってみたらそこまで深刻ではなかったので一安心。ここまで父親の話を色々と見てきたからこそ、ダイの剣探しから自然な流れで話を運んでいくのには唸らされた。マァムもその点では事情は異なるけれど、クロコダインとの再会が親子対面みたいで微笑ましかった。チウのマァム評がいちいち面白い。バダックとクロコダインの関係も見事だし、さらにチウとバダックも良いコンビになりつつある。パーティ制度に縛られずにキャラを動かしまくれるのがこの漫画の強み。師匠たちが心配。
2021/01/06
うさみP
『その名前はダイの剣以外に考えられない』ポップの才能は父親譲りだったら笑うな。急襲、鬼岩城。アバン流槍殺法は私好みですよ。正義と暗黒が合わさって最強にみえる。寡黙か多弁になるとどうなるのか。毎週、この濃度の話を作る、原作者が穿つ空裂斬。
2021/01/05
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