ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版 18 (愛蔵版コミックス)
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版 18 (愛蔵版コミックス) / 感想・レビュー
トラシショウ。
「どうやら勝利の女神は君には微笑まなかったようだっ!!」「・・・へっ当たりめえよっ!!俺の女神は微笑んでなんかくれねえっ!!横っ面を・・・ひっぱたくんだよおっ!!!」。残り少ない命を宿敵との戦いに使い切る事を決めて立ちはだかるハドラー。五人が短距離ルーラにより個別に分断されたダイは彼との決戦へ、そしてマァム、ヒュンケル、ポップ達はそれぞれ女王アルビナス、兵士ヒム、騎士シグマら親衛騎団との激闘に臨む事に。決した筈の死闘が死神の横槍に穢されし窮地に現れたのは・・・。白熱の大魔宮編佳境(以下コメ欄に余談)。
2021/04/30
nishiyan
大魔宮へと突入したダイたちの前にハドラーと親衛騎団が立ちはだかる本巻。ハドラーの最後の願いとばかりに士気上がる親衛騎団とポップたち使徒との戦いは激しく、切ない。死闘の末、アルビナスの想い、シグマの気高さ、それらを受け継いだ使徒たちが見届けるのはハドラーとダイの最終決戦。激しい戦いに決着がつき、ダイ、ハドラー、ポップと三人の主人公が窮地に陥ったとき、現れるのがあの方というのがまた粋でした。無粋な介入者への怒りとともに、武人として刃を交えあったものだからこそ到れる境地は涙なくしては読めない。次巻が楽しみです。
2021/05/05
だまし売りNo
ポップやハドラーと主人公以外も大きく成長する漫画である。主人公が圧倒的な強さを持っているが、主人公だけの物語ではない。
2021/06/27
うさみP
『おれはれっきとした人間だぜ。臆病で弱っちい・・・ただの人間さ』ダイとポップとハドラー、デルムリン島からつづく腐れ縁に決着。実力はありながら、強すぎる保身故に部下は離れ、忠誠を誓ったはずの上司には手痛く裏切られ、ただのハドラーに残った漢意地。天下分け目の決戦の地であっても、この場手出し無用、「勇者」と「魔王」の戦いではない。皮をはぎ取った、命(おとこ)同士の死闘い。「賢者」って言葉面がエロいよなぁ(ムクムク想像してしまう)。勇者の腕で眠れ魔王・・・。
2021/05/02
のれん
いやマジで凄い。 ハドラー最後の闘い。ここまで熱い魔王戦もないだろう。 シグマ、アルビナスと最後まで残った敵たちも印象的。 特にシグマとポップとの掛け合いは良いなぁと思ったら、生みの親たるハドラーとの掛け合いはさらにその上をいった。 こんなにも格好良い戦士たちをどうして愛さないでいられるだろう。 だからこれはご褒美なのだ。理屈なんてしるものか。かの魔王にして戦士にして男であるハドラーに言葉を贈れるものはこの世にたった一人しかいない。すなわち相対する勇者だ。 一人のハドラー好きとして屈指の名シーンである。
2021/05/17
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