ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版 25 (愛蔵版コミックス)
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版 25 (愛蔵版コミックス) / 感想・レビュー
トラシショウ。
「・・・さよなら・・・!・・・さよなら・・・みんな・・・!!・・・この一撃で俺は太陽になる・・・!太陽になってみんなを天空(そら)から照らすよ・・・!!!さよなら・・・!みんなっ!!」。大冒険が終わる。ダイの最期の願いを「神の涙」が叶え、世界は束の間一つになる。野望を絶たれた大魔王の猛悪なる悪足掻きの前に、小さな勇者は自分の未来を、仲間達との明日を捨てて闘いを挑む。「行きて、また帰らず」を体現するラストまでの話数をフル活用した決着までと余韻すら感じさせる結末が今読んでみても見事な出来(以下コメ欄に余談)。
2021/07/12
歩月るな
「敗北よりは良い」先程に敗北を認めながらも、もう一回やり直せばいいのだと開き直って見せる尺度の違う知性を見せたバーン様が、長い目でものをみるのをやめ、「一興」のため、魔獣へと姿を変え、今、目の前のダイを斃し勝利をつかみ取る、その一瞬に全てを掛けて決戦を始める。こうなる事はわかっていた、わかったいたのかもしれない。あぁ、終わっちゃったなぁ、新装彩録版。でもまだアバン先生の冒険があるから、しばらくの間は楽しみは終わらないのである。おい聞いてるかヴェルザー。首洗って待ってろ、ま動けないだろうけどな、わはははは。
2021/07/03
北白川にゃんこ
勇者と大魔王の無音の最終決戦がまた見事なんだよなあ。いい漫画だ…。
2021/07/04
サテヒデオ@ダイナミックひとり
強くなるのに理由は要らない。強くあるには理由が必要だ。その主体にも。そして彼や彼女をとりまく周囲の者たちにとっても。勇者は去った。彼自身、そして世界がその準備をととのえるには時間が要る。みっしり詰まった全25巻。物語中における時間経過は実は短くて、驚くと同時に「さもあらん」と納得もする。テンポの良さも終盤で示された閃光のイメージに重ねられる。眩い光芒。一瞬の煌めき。それが本作だ。
2021/07/08
狸田ぽん次郎
新装彩録版全巻読んだ。
2021/07/03
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