神々の山嶺 上 (愛蔵版コミックス)
神々の山嶺 上 (愛蔵版コミックス) / 感想・レビュー
ビブリッサ
ツタヤで1冊40円レンタルしていたので、漫画をドッと借りてきました。谷口ジロー先生と言えば「孤独のグルメ」が有名ですが。とにかく風景、背景の迫力が凄い。雪山の登攀シーンでは一コマで指のちぎれそうな凍てつく温度が伝わります。登頂したコマでは台詞がないにも関わらず、空を見上げる人物の充実感と共に、目的を成し遂げてしまった後の寂寥感も感じられます。話の面白さは、夢枕先生ですからお墨付き!燃焼しきれない人生を歩む深町。そういう思いを心に仕舞えない彼に共感します。人は誰でも燃やし尽くせる人生を探してますよね。
2016/04/28
阿部義彦
映画化もされたんですね、全然知りませんでした。ずっと気になってた漫画、分厚い愛蔵版上中下巻をまとめてブックオフで仕留めました。冬山の単独登攀がいかに命懸けで難しいかが具体的に解りました。フィクションとは言え、単独で滑落して宙ずりから、全身打棒と骨折をしたのに、右手右足そして歯を使っての、荷物食料の置いてあるテラスまでの直登をこなす気力には唖然。しばらく間を置いて次の巻に取り掛かります。圧倒的過ぎて読む方も疲れました。
2024/02/03
あっちゃん
原作がずっと頭に残っていたので、コミックで振り返るつもりで(笑)かなり、忠実に描かれているので、世界に入り込んでしまったわ( ̄▽ ̄)
2020/06/19
緋莢
エヴェレスト登山隊のカメラマンとしてネパールへとやって来た深町。首都カトマンドゥで立ち寄った登山用具店で、古いカメラを手に入れる。それが、1924年、マロリーがエヴェレストアタックの時に持って行ったものと同じ機種である事を知る。カメラの詳細について調べ始めた深町は、「毒蛇(ビカール・サン)」と呼ばれる日本人と出会う。ビカール・サンの正体は・・・
2016/04/02
北白川にゃんこ
山!登らずにはいられない!山とともに生きて死ぬ者達のバイブル…。
2023/02/07
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