谷口ジローコレクション13 神々の山嶺 3 (愛蔵版コミックス)
谷口ジローコレクション13 神々の山嶺 3 (愛蔵版コミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
『谷口ジローコレクション』で再読する『神々の山嶺』。凡庸な作家なら、マロリーのカメラの謎だけで物語を牽引するだろうが、『神々の山嶺』はそのカメラをひとつのきっかけにして、羽生丈二という途方もない人物のドラマを本筋に据える。夢枕獏の、そこが凄さだ。そして読み進めていくと、マロリーのカメラと羽生の生き方が重なってくるのだから、なお凄い。今巻でタイトルの意味が理解できるのだが、その神の存在を意識させるのに、文字で表現される小説はまだ容易かもしれない。(つづく)
2022/08/07
こけこ
グルカ、いい味出しています。今回は恋愛が少し絡んでいた。ますます引き込まれていく。
2024/10/24
はぜ
たまたま読んだ本。登山は興味も知識も全然なかった。登山事故や遭難は歴史的事実やフィクションとしてサラッと読んだだけだった。そんな時、たまたま見たTV。地球トラベラー https://www.nhk.jp/p/ts/L6463L9J61/episode/te/9R37Z3321J/ 中島健郎という名前は、ケンロウという音が何故か記憶に残っていた。そして、K2目指して遭難、捜索も打切りというニュース。ご冥福をお祈りします。
2024/08/02
感想・レビューをもっと見る